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陣痛促進剤ってどんな時に使うの?痛いって本当?

      2016/07/01

出産を間近に控えると、いよいよ待ちに待った我が子と対面できるのでワクワクしてしまいます。
出産前に確認しておかなければいけない事があります。
それは、陣痛促進剤を使う状況やどのようにして使用されるかです。
スムーズに出産が進めば問題ありませんが、難産となった場合は母子の安全を確保するために陣痛促進剤を使わなければならないケースになることもあります。
そんな時に慌てないためにも陣痛促進剤がどんなもので、病院がどのように使用するのか確認しておく必要があるのです。

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陣痛促進剤はどんな効果がある

陣痛促進剤は人工的に子宮を収縮させ、陣痛が弱くお産が長引きそうな時に陣痛をより強くする薬剤です。
陣痛促進剤には、錠剤で内服するタイプと点滴として注射などで直接投与するタイプがあります。
内服薬は効果が弱く、また薬の量の調節も難しいため、最初は内服薬でも経過を見ながら注射薬で量を徐々に増やしながら投与していきます。

どんな時に使う

なかなか陣痛が起こらない状態が続くと、母子共に危険な状態になってしまいます。
陣痛促進剤はそういった安全を優先する観点から行われる医療行為です。
また、陣痛促進剤を使わない分娩も選択できますが、その場合、分娩がスムーズに進まなかった場合は帝王切開になります。

予定日超過

妊娠40週が出産予定日とされ、妊娠37週~41週6日の間にお産することを正期産と呼びます。
出産予定日はあくまでも目安なので、その日に生まれるとは限りませんが、42週を超えても産気づかない場合は、赤ちゃんの状態が危険になる可能性が高くなります。
胎盤の機能が妊娠42週を過ぎると低下してしまい、赤ちゃんへの酸素や栄養が十分に行き渡らなくなる可能性があるからです。
そのため、予定日を超過した場合は、陣痛促進剤を使ってお産を進めるケースが多いです。

破水しても陣痛がない

通常であれば陣痛が起きてから破水しますが、稀に破水が先に起こることがあります。
破水が先に起きても24時間以内に陣痛が起きてお産が進行することがありますが、陣痛が起きないこともあります。
破水していると赤ちゃんを守る羊水が無くなっているので、子宮内での細菌感染の危険性が高まり、時間が経つほど赤ちゃんの状況が悪くなってしまいます。
そのため、陣痛促進剤を使い赤ちゃんを速やかに取り出して上げる必要があるのです。

分娩が長時間かかってしまい母親の体力がなくなってきた時

予定日近くになって陣痛が起こっても、陣痛が弱かったり、続かなかった場合は出産が長期化してしまいます。
お産が長引けば、お母さん自身の体力も消耗します。
お産は赤ちゃんが出てくる時が一番体力を使うのに、待ち疲れていざというときに踏ん張れなければ危険を伴います。
陣痛が弱く、赤ちゃんがなかなか出てこない場合では帝王切開になることもありますが、陣痛促進剤を使うと帝王切開を避けられることもあります。

痛みは

陣痛促進剤は、陣痛を強めたり、陣痛の間隔を短くしたりします。
そのため自然分娩と比べて、陣痛促進剤を使用した場合は痛みが強いと言われています。
ただ、陣痛促進剤の効き方にも個人差があるので効きが悪いと自然分娩と違いがわからなかったと感じる人もいます。
促進剤が良く効く人は痛みが強く感じてしまいます。
陣痛の痛みは同じ人であっても赤ちゃんによって違うので、痛みの強さや種類は一概には言えません。

陣痛促進剤で危険はないの?

陣痛促進剤を過剰に投与してしまうことで、陣痛が強くなりすぎる過強陣痛があります。
酷いケースでは子宮破裂や胎児が死亡する事故が発生する場合もあります。
陣痛促進剤を投与する場合は、妊婦の様子をこまめに観察しながら薬の投与する量を調節する必要があります。
こういった事故は、薬の調節が難しかった昔によく起こっていました。
現在では、分娩監視装置や輸液ポンプを使い、こまめな観察もでき薬剤も微量に投与できるようになりました。
最近では事故が起こることは少なくなっています。

促進剤の使用には同意書のサインが必要

陣痛促進剤を使う場合は、担当の医師から使用目的や前述した陣痛促進剤を使った時の危険性について、書面もしくは口頭で説明があります。
そして、同意書にサインしなければ薬を投与できないようになっています。

臨月に入る前に説明や同意書の提出を求める病院であれば、冷静に考えることができますが、出産間近になって陣痛が数分間隔できている中で説明や同意書にサインする様に言われても、意識が朦朧としてしまい判断できないこともあるので前もって相談しておくと良いでしょう。

バースプラン制度がある病院ならば、この時に陣痛促進剤はどのようにして使用するのかなどを確認しておくと、いざ出産となった時に安心できます。

陣痛促進剤を使うと費用は

陣痛促進剤の薬剤の費用は大体1~5万円程度かかります。
陣痛促進剤の効き方によっては少量で済む場合もありますし、効きが悪ければ大量に必要となるためかかる費用には個人差があります。
促進剤の費用は出産費用に含まれ、基本的に自費です。

帝王切開などと違って、陣痛送信剤を使っても正常な分娩処理で合った場合は健康保険は使えず、民間の生命保険でも適用されないケースが多いです。
ただ、赤ちゃんが中々出てこなかった場合に陣痛促進剤が使われ、吸引分娩などが行われた場合は異常分娩となり、健康保険の対象になります。
民間の生命保険も異常分娩の場合は適用対象になるので、診断書の内容を確認の上保険会社に問い合わせてみましょう。

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