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予定日を過ぎたら誘発分娩?

      2016/06/10

実際に出産した方の妊娠週数の統計では、
もっとも多いのは、妊娠37週~39週目
次に、妊娠40週目
次に、妊娠41週目
その次に、妊娠41週目以降
の順で多くなっています。
つまり、出産予定日よりも前に赤ちゃんが産まれている人の方が多いのです。
実際には、出産予定日通りに出産している人は想像以上に少なく、15~20人に1人いるかいないか位の割合になるとも言われています。逆に、もっとも多い、妊娠37週~39週目での出産は、約50%とも言われています。
一般的には、初産の場合には出産予定日よりも遅くなることが多く、2人目以降の経産婦の場合には、出産予定日よりも早まることが多くなっています。
予定日が過ぎてもお産が始まらないと即座に誘発分娩をするわけではありません。
妊娠41週までは様子を見ることが多いでしょう。
ですが、42週目を過ぎると誘発分娩の処置がとられることが多いです。
妊娠42週以降になると胎盤も衰えてしまうためです。

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誘発分娩・計画分娩とは

誘発分娩・計画分娩とは、自然出産を待たず、人工的な処置によって経膣分娩を行う分娩法です。
予定日を過ぎても陣痛が来ない。
破水しても陣痛が来ない。
など出産の兆候が見られない場合は、陣痛促進剤やバルーンなどの器具を使って強引に分娩を行います。
破水した場合は細菌感染の恐れがあったり、出産が長引くと妊婦さんの体力が持たないため必要な処置になります。

出産日を過ぎたら

出産予定日よりも遅れて出産を迎える場合、ほとんどの場合には何の問題もありません。
妊婦検診の回数も出産予定日前までとは異なり、マメに行われるようになってきます。
いつ陣痛がきても問題のない時期ですので、小まめな検診が必要になる訳です。
出産予定日よりも2週間以上過ぎても何の出産に向けた兆候がない場合には、出産を促すような処置を行うこともあります。
在胎週数が長引いた場合には、特に注意が必要になってきます。

出産日を過ぎてからの健診

出産予定日を過ぎても赤ちゃんが産まれない場合には、妊婦健診の回数を増やし、超音波検査(エコー)等を使用し、赤ちゃんの発育の状態や胎盤の機能、羊水量等を詳しく検査していきます。
羊水量が、赤ちゃんが発育するに十分な量満たされているということは、赤ちゃんの排尿機能が正常であることを意味し、赤ちゃんの腎臓の機能も確認することができます。
また、胎盤はお母さんと赤ちゃんをつなぎ、栄養等を送る大切な役割をしています。
胎盤の機能低下の有無も検査します。
その他にも、赤ちゃんの心拍数や血流を調べる検査も行われます。
もちろん、母子ともに何の異常も認められない場合は、自然に陣痛が起きるのを待つ場合もありますが、陣痛促進剤を使用する場合や、帝王切開による出産を行うこともあります。いずれにしても、お腹の赤ちゃんの安全が一番大切ですので、医師の指示に従いましょう。

誘発分娩をする場合は

バルーンや陣痛促進剤などを使用して誘発分娩を行います。

バルーン・メトロイリンテル

これは病院によって使うところ、使わないところがあります。
子宮口に風船のようなものを入れて人工的に子宮口を開きます。
点滴と一緒に使うことが多いです。
大体子宮口が5センチぐらい開いてくるとポロンとはずれてきます。(風船の中に入れる生理食塩水または滅菌水の量によってちがいます)体位を制限される場合も多いです。

錠剤

子宮口があまり開いていない人や初産婦さんによく使われます。
また、ちょっとお手伝いすればすぐにお産になりそうな方(予定日を過ぎて子宮口がよく熟化している方・破水している場合など)に使われます。
1時間おきに1錠づつ6回ぐらい内服します。
自然の陣痛のように徐々に痛みがついてきます。
大体3~4錠ぐらい内服したところでおなかの張りや軽い生理痛様の痛みが来ることが多いようです。
効果がそれほど強くないため、その日に生まれないことも多いです。
もちろん、陣痛が有効的になれば内服はその時点で中止になります。
また、いったん飲んでしまうと体から排出することが不可能なので、内服前にはしっかり陣痛の強さは確認していきます。

点滴

一般的に促進剤といわれると点滴が多いです。
微弱陣痛のときに少し使う方もいます。
留置針という、プラスチックの長めの針をさし、最初は数滴ずつ(0.3ミリぐらい)その後は、赤ちゃんの心音や、陣痛をチェックしながら、20~30分毎に増量していきます。
しっかり管理していれば過強陣痛などおこることはありません。
もちろん、有効的な陣痛になれば増量せず様子を見ます。
点滴を開始して早い人では30分ぐらいから反応してくる方もいます。
効き目はやはり時期・子宮口の熟化によって個人差があり1日点滴しても痛みがついてこない人もいます。
逆にほんの数摘で反応することもあります。

誘発分娩にはいくらかかるの?

普通分娩で出産時に支払う費用にプラスでかかりますので事前にお医者さんに確認するようにしましょう。もちろん出産は保険適応外なので誘発分娩も保険は適応されません。

陣痛促進剤の投与した量や出産前後の入院が伸びればその分の入院費用もかかってしまいます。
1万~5万円ほどの費用が追加でかかると考えて備えておきましょう。

 - 出産