妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

*

よだれつわりは鍼灸で治療?

      2016/05/29

東洋医学ではつわりは、脾と胃という臓器の異変ととらえています。

脾と胃は共同して飲食物を消化し、栄養に変える働きをしています。
この脾・胃がお腹に赤ちゃんがいることで発生する熱によっておかしな働きをすることが、つわりの原因となります。
妊娠中は胃の熱が強くなりすぎる傾向にあります。
胃の熱が強すぎると、栄養が上手に作られないので血流が悪くなります。
血流が悪くなることで体内の水分の循環・代謝も悪くなります
特に発汗・排尿が弱くなると体表ではむくみとなり、体内では胃液・唾液の増加となります。
これがよだれづわりとなります。

もともと乾き気味の人は、さらに乾燥が進んで脱水になることもあります。
これらの症状はすべて脾・胃にかかわるツボで働きを整え、体内の熱をうまく調節することで軽減することができます。

よだれつわりに効くツボは

陰陵泉(いんりょうせん)というツボは、主として体の余分な水分を排出してくれるツボとして知られております。
効果としては、血行を促進し体の水分代謝を活発にし、 上半身、特にむくみが顕著に現やすい顔のむくみを効果的に解消してくれます
この他、お腹の冷えや、下痢、消化不良、生殖器や泌尿器などの症状全般にも効果があり、 更には、膝の痛みや足腰の治療にも効果があると言われております。

ツボの場所は

陰陵泉のツボの場所は、手の親指を内くるぶしの骨の出っ張りに、人差し指を外くるぶしの骨の出っ張りに当たる様にして、 足首を手で掴みます。
そして親指が脛の骨の内側を沿うように、 手をまっすぐ膝に向かって上に滑らせていきます。
すると、脛の骨がなだらかなカーブを描いて、膝下の内側から出っ張り始めます。
その骨が出っ張り始めた所で、親指が止まると思います。 その場所が陰陵泉です。

一口につわりと言っても症状は人によって様々です。
特によだれつわりは産婦人科の医師でさえ詳しくないことも珍しくありません。
つわりは病気としてみなされておらず、また原因もはっきりわかっていないため、有効な対処法が見つかっていません。
東洋医学ではつわりは未病として脾と胃の臓器の異変と考え、それに対する処方があります。
よだれつわりで悩んでいる人は、一度鍼灸医院で診てもらってはどうでしょうか。

 - 東洋医学でつわりを軽減