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つわりの再発?妊娠後期の身体の不調

      2016/08/31

妊娠8ヶ月ころには胎児の動きも活発になり、お腹も大きく重くなるため動くのが辛くなってきます。
これまで妊婦生活が順調だった人も妊娠後期頃になると体調が急変することがあります。
妊娠後期によくある体調の不調にはどんなものがあるでしょうか。

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胃痛・胃のムカムカ

妊娠後期になると胃の辺りの気持ち悪さに悩まされることが多くなります。
特に胃痛、胸焼け、吐き気、ゲップで気持ち悪くなる妊婦さんは多いです。

妊娠後期に多いこれらの症状は、臨月に向けて大きくなっていくお腹が影響しています。
子宮が大きくなると胃が圧迫され、胃の中の食べ物が食道を通って逆流しやすくなってしまうために起こるからです。
胃の働きも弱くなっている時期なので、なるべく消化に良い物を一度に大量に食べずに少ない量をこまめに食べるようにしましょう。

逆流性食道炎

子宮によって胃が圧迫されているせいで、胃酸と共に食べ物が逆流して食道の辺りに留まることもあります。
そのため、妊娠後期は食道が炎症を起こす逆流性食道炎にもなりやすい時期です。
特に食べてすぐ横になると逆流しやすく炎症を起こすきっかけになってしまいます。
なるべく食後はすぐには横にならないように注意しましょう。
どうしても体調が優れずに横になる場合は、クッションなどを使って頭を高い位置にして、なるべく逆流しないような体勢をとりましょう。

頭痛

胎動が活発になるほど胎児がお腹の中で大きくなると母親の基礎代謝も上がり、汗をかきやすくなります。
妊婦は気づかないうちに普通の大人の2,3倍は多く汗をかくそうです。
すると、水分が不足しがちになり、血液もドロドロになってしまいます。
水分不足によって頭痛が起こることもあるそうです。
妊娠後期に限りませんが、水分はこまめに補給するようにしましょう。

鉄分不足による頭痛

お腹の中の赤ちゃんが大きくなると、子宮にいる赤ちゃんに送るための血液量も増えていきます。
すると、本来母親が使う予定だった血液量がすくなくなり、血液中の鉄分不足が起こります。
脳が酸欠状態に陥ると頭痛を感じやすくなります。
鉄分を多く含む食材やサプリメントを意識して摂取することが大切です。

血液不足による貧血

血液中には体内の臓器や器官に酸素を運ぶ赤血球や水分などが含まれています。
貧血は、赤血球が少なくなって水分量が増え、血液が薄くなってしまうことにより起こります。
赤血球にはヘモグロビンという赤い色素が含まれています。このヘモグロビンが直接酸素と結合し、全身へ運ぶ役割を担っています。ヘモグロビンは鉄分からできているので、体内で鉄分が不足してしまい貧血が起こりやすくなります。
妊娠すると、母体から酸素が赤ちゃんに優先的に運ばれます。酸素は血液の赤血球の成分ヘモグロビンによって体内へと運ばれています。
しかし赤血球自体はあまり増えず、血液が水分で薄まった状態になるので貧血に陥りやすくなります。
妊婦さんの多くが貧血になりやすくなるのはこのためです。
更に、妊娠中は母体が摂取した栄養分のほとんどが赤ちゃんの成長のために使われるので、妊婦さんは栄養不足になります。特にヘモグロビンを作る鉄分が不足してしまうと、赤血球の量も増えないので余計血が薄くなってしまいます。
貧血になるとめまいや立ちくらみ、動悸や吐き気などの症状が現れます。
酷い貧血だと転倒してしまうリスクもあるので注意が必要です。

足のしびれ

足のしびれの原因の1つに血管が圧迫されることがあります。
血管が圧迫されることで血液がそこで止められてしまうために、足などの身体の末端にしびれを感じるようになるのです。
妊娠中は子宮内でお腹の赤ちゃんがどんどん成長します。
大きくなった子宮によって血管や足の神経が圧迫されてしびれを感じることが多くなります。

また、足のしびれの原因としてビタミン不足があります。
妊娠後期は胃が圧迫されることで胃に不快感を感じたり、つわりの時にように満足に食事がとれなかったり、1日の栄養が偏ることもあるかもしれません。
足がしびれたなと感じたらビタミンが不足しているかもしれないので、豚肉や大豆製品、肉や魚などの動物系食品をバランスよく食べましょう。
タンパク質の不足は同時にビタミンB12も不足してしびれの原因になっています。

足がつる

食生活が乱れると足がつりやすくなります。
足がつる対策としては、豚肉の赤身や胚芽、玄米、糠漬けなどから積極的にビタミンB1を摂取することです。
ビタミンB1は煮たり茹でたりすると失われやすく、食品からの摂取が限られている栄養素で、特に日本人が不足しがちな栄養素と言われています。
糖質の分解には多くのビタミンB1が必要になるため、十分な量を摂っているつもりでも不足がちになってしまいます。
甘いお菓子などが好きな方は、少し控えたほうが良いかもしれません。
糖質の代謝が滞ると疲労もたまりやすくなりますので、妊娠中の甘いものはほどほどにするよう心がけると症状も改善されていきます。

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