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妊活中の低温期の過ごし方

      2015/12/15

生理には2種類の時期があります。
低温期と高温期です。
基礎体温を計っていると、生理が来てから、しばらくは体温が低い時期が続いているのがわかると思います。
そして排卵日を境に徐々に体温が上がっていき高温期になります。

この高温期の体温によって、黄体ホルモンが十分に分泌されているか、黄体機能が十分に働いているかなどを判断します。
そのため、高温期の体温を気にする人が多いと思います。

でも、実は生理の中で一番大事な時期は低温期なのです。
高温期で分泌される黄体ホルモンは排卵した時に卵胞(卵子を包んでいる殻)から変化した黄体によって分泌されます。
卵胞がしっかりと低温期で育たないと高温期に分泌される黄体も減ってしまうのです。

高温期で黄体ホルモンの材料となるビタミンEを摂取するのは、もちろん効果がありますし重要なことです。
けれども、大元の卵胞が十分に成熟していないと栄養が行き渡っていたとしても分泌量に影響を与えてしまいます。

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卵胞を成熟させるために

低温期の間は、質の良い卵子に成熟してくれる環境を作らなければなりません。
卵の元の細胞は、生殖ホルモンの交信によって、発育・成熟するようになります。
そして、生殖ホルモンを生殖細胞に供給するのは血液の流れです。
発育や成熟に必要とさせる様々な栄養素を供給し、代謝によって生じた老廃物を排出するのも血液の役目です。
卵巣への血流が鈍くなることは、卵胞の正常な発育や成熟を阻害しかねないということです。
その証拠に、卵胞周囲の血管の血流量が多いほど、発育する卵胞の数が多く、血流が悪いと発育卵胞数が少ないことが確かめられています。

低温期は卵胞ホルモンと血を補うことが大切です。

大豆イソフラボンは卵胞ホルモンと似た働きをすることがわかっています。
妊活中に大豆イソフラボンを摂取している人も多いのではないでしょうか。

特に低温期は卵胞ホルモンを補う必要の時期、積極的に大豆や大豆製品を摂ったほうが良いでしょう。
1日50mg程度で十分でしょう。
豆乳なら1日コップ一杯程度。
豆腐なら半丁分。
油揚げも1枚程度で十分取れています。
一度に大量に摂るよりも毎日継続して摂取するようにしましょう。

血を補うというと貧血対策の鉄分とビタミンCが思い浮かぶかもしれませんが、女性の多くは血の量が足りなくて貧血になっているケースが多いです。
そのために造血作用がある葉酸とビタミンB12を摂取した方が良いでしょう。
もちろん、鉄分やビタミンCも不足しがちなので併せて摂るのも悪くありません。

また、オランダの医療機関が葉酸を摂取すると卵胞の発育がよくなり、排卵の質が高まることを報告しています。
低温期は血を補って卵胞の発育を促進させることが必要なため、この両方に働く葉酸はまさに低温期に摂るべき栄養素と言えます。

そのまま高温期に突入し、妊娠した時の最初期では赤ちゃんが形作られる時期に十分な葉酸があると発育に良い影響があるので、妊活がうまく行った時にもサポートしてくれます。

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