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出産の不安を解消するソフロロジー式分娩法とは

      2016/11/21

出産には不安がつきものです。特に初めて出産する女性は心も体も不安定になりがちです。
出産に対する恐怖や不安によって、出産時にパニックになったり余計な力が入ることで、産道が開きにくくなってしまい赤ちゃんが下りてきにくくなってしまいます。
そういった妊婦さんの不安を解消させて、より出産しやすいようにするためにソフロロジー式分娩という方法があります。

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ソフロロジー式分娩とは

ソフロロジー式分娩は落ち着かせてリラックスして出産することを目的とした分娩方法です。
出産前からイメージトレーニングを積み重ねて、陣痛の恐怖を和らげます。
陣痛の痛みに集中してしまうと体に力が入ってしまい、必要以上に筋肉が緊張してしまうことを緩和させます。
出産時にはゆっくりと息を吸って吐く腹式呼吸を基本としたリラックスさせる呼吸法が特徴です。

ラマーズ法とは何が違うの?

出産時の呼吸法として有名なラマーズ法があります。
ラマーズ法は出産の進行具合に合わせて、呼吸を使って陣痛の痛みを緩和して、いきみを逃がす時の呼吸法と赤ちゃんを出すために思いっきりいきむ時の呼吸法を使い分けて、赤ちゃんが出てくるのを手伝ってあげるために実践する呼吸法です。

ソフロロジー式分娩法は、呼吸法だけでなく出産前からのイメージトレーニングをして、陣痛の不安や恐怖を取り除くところが特徴です。
いざ陣痛が始まった時に気持ちの面で痛みを緩和させて、安定した呼吸をすることで、体を緊張させることなく産道を柔らかく保ち、自然に赤ちゃんが出てくるのを促す方法です。

陣痛の恐怖を和らげる

ラマーズ法にしてもソフロロジー式の呼吸法にしても、陣痛や出産時の激痛でちゃんとした呼吸法ができすにパニックになることが多いです。
陣痛に関しては「痛い」という先入観もあるので、初産の場合は陣痛の恐怖心に拍車がかかります。
呼吸法の練習も大事ですが、陣痛の恐怖を和らげることも同じぐらい大切なことなのです。

分娩時に力が入ると赤ちゃんも苦しむ

分娩時の激痛に集中してしまうと、体に力が入ってしまいます。
体に力が入ってしまうと、赤ちゃんが通る産道も硬くなってしまい、赤ちゃんを締め付けてしまいます。
出産直後の赤ちゃんが紫色なのは、産道で締め付けられてしまい酸素不足に陥ってしまいがちだからです。
余計な力が入ると赤ちゃんが苦しむ原因にもなってしまいます。

力が入らないようにリラックスすると赤ちゃんを苦しめずに産道を通らせることができ、お母さんの体力の消耗を減らすこともできるので長時間のお産を乗り越えることができます。

出産時の激痛は耐えることすら辛いのに脱力するのはとても難しく、なかなか出来ることではありません。
出産前にイメージトレーニングを繰り返すことは、緊張をほぐすことの手助けにはなってくれます。

ソフロロジーは出産のイメージができるかが成功の鍵

ソフロロジー式分娩は本やDVD付きで解説している物もあるので独学でも習得することができます。

専用のCDをかけてイメージトレーニングをすることが多いですが、リラックスできるのであれば自分の好きなCDやアロマオイルなどの香りを使うケースもあります。

出産時にCDやアロマオイルが使えるかどうかは、バースプランで確認しておくと良いでしょう。
大切なのは、この音楽を聴いたらリラックスするというパターンを作り上げる事です。

ソフロロジー呼吸法

ソフロロジー分娩で使用する呼吸法は、「吐くこと」に集中するものです。
出産時の呼吸法はしっかり吐き、そしてたっぷり吸う腹式呼吸を基本にした呼吸法です。
お腹をふくらませるようにたっぷりと空気を吸い込みます。
これ以上吸い込めないところまで吸ったら、ゆっくりと長く吐き出す。
陣痛の波が来た時は、声を出さずにロウソクの火を消すか消さないかぐらいの勢いで長く吐くような感覚です。

ソフロロジー式呼吸法では息を止めていきむことをせずリラックスさせ余計な力が入らないので、母体も傷つきにくく、体力消耗も少ないため、産後の回復も早いです。
体の負担を少なくすることで心に余裕が生まれ、赤ちゃんへの愛情を余すことなく注げるというのも、ソフロロジー式の最大のメリットです。

妊娠中からソフロロジー式呼吸法を身に着けておけば、落ち着いた気分で出産に臨めるのではないでしょうか。

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