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トレーニングで予防したい産後になりやすい子宮脱

      2016/12/14

妊娠して大きくなったお腹は、出産したら元に戻ると思いがちですが、産後になっても体型が戻らないこともよくあります。
体型が戻らず、ぽっこり下腹部が出たままで、産後の体型に不満や悩みを持っている人は多いです。
お腹がたるんだままなのは、体型の見栄えとして気になりますが、出産後の体の異常にも注意しなければなりません。
産後に目立つお腹は、出産によって骨盤が開いてしまったことが原因の一つとしてあるからです。

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なぜ骨盤が開くの?

骨盤は、周辺の骨と骨を繋いでいる筋肉によって支えられています。
普通の状態では、この筋肉が引き締まっているので骨と骨がガッチリと固定されています。
けれども、これでは、お腹の中で大きくなった赤ちゃんが外に出るのには都合が悪いのです。
そのため、出産する時に赤ちゃんが産道を通過しやすいように、筋肉が緩くなって骨盤が開くようになります。
そのため、出産時や産後は筋肉が通常時よりも弱く、骨盤がグラグラしやすい状態なのです。

骨盤底筋が弱まると子宮脱や尿漏れになることも

骨と骨を支えている筋肉は骨盤底筋と呼ばれています。
骨盤底筋は子宮や膀胱などの内臓を支える重要な役目を果たしています。
この筋肉の力が衰えてしまうと、これらの内臓が支えられなくなってしまいます。
内臓が下に垂れ下がり気味になっていると骨盤も締まるようにならなくなってしまうので、下半身がポッコリしがちで太りやすくなってしまうのです。
最悪のケースでは、支えられなくなった子宮が膣から飛び出してしまう子宮脱になってしまうこともあります。

赤ちゃんが生まれるまで数時間かかるなどの難産だった場合は、骨盤底筋に負荷が強くかかってしまったことによって弱っている可能性が高いです。

産後は骨盤底筋を鍛えるトレーニングが必要

子宮脱になってしまうと、日常生活で痛みを伴うようになってしまい、病院での治療が必要になります。
産後の体型をもとに戻したり、子宮脱を防ぐためにも骨盤底筋のトレーニングは必要になります。

出産直後のトレーニングは避ける

トレーニングは必要とはいっても、出産直後のトレーニングは避けたほうが良いでしょう。
出産は、骨盤底筋だけでなく女性の体全体に非常に大きな負担がかかります。
この時に、トレーニングやエクササイズなどをしてしまうと、余計に体がおかしくなってしまいます。
最初の1週間ぐらいは、ゆっくりと休み、体の調子をゆっくりと整えていきましょう。
トレーニングは、産後入院が終わり、退院してからしばらく経ってからが、ちょうど良いでしょう。

トレーニングのやり方

骨盤底筋を鍛えるトレーニングといっても、それほど激しい運動をするわけではありません。
簡単に言えば、肛門と膣を締めたり緩める動作を繰り返すだけです。

立った状態から、他の部分に余計な力が入らないように、肛門と膣を締めるように力を入れます。
最初はこれを2,3回繰り返し行います。
次は、これらの動作をゆっくり行うようにして2,3回繰り返し行います。
最後は、下腹部を上に持ち上げるようにして2,3回繰り返し行います。

これらの動作をする時は、勢いやはずみをつけて行わず、必ず静止した状態から始めます。
トレーニングする前は、なるべく力を抜いてリラックスした状態から始めるのが良いでしょう。

1回のトレーニングは、それほど時間がかかるものではありません。
立っている状態ならば、家事をしながらでも、テレビを見ながらなど何かしている合間に、こまめにトレーニングすることが大切です。

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