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ピルで生理不順を改善できるの?

      2017/05/19

ピルは避妊効果を発揮する薬として、避妊目的に飲まれていることが多いですが、それ以外にも効果があります。
月経痛がひどい、月経量が多い、月経不順、貧血といった症状を軽減する効果もあるのです。

生理は煩わしいですが、生理周期が規則的なことは健康な証拠でもあります。
特に生理不順は慢性化すると、将来不妊になってしまったり、重大な女性疾患に気づけなくなるかもしれません。

腕組みする女性
食生活の欧米化やストレスなどによって起こる生理不順。 動物性食品を摂ると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが過剰に分泌されてしまい、生理痛や生理不順の原因にもなると言われて
ハート
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ピルは女性ホルモンを増やす?

ピルはなぜ避妊や生理不順の改善に効果があるのでしょうか。
それは女性ホルモンを薬で体内に取り入れることにあります。
ピルは2種類の女性ホルモンと同じ作用をもつ人工的に合成したホルモン剤です。
体内でホルモンが増えると、体が妊娠していると錯覚し、卵巣を刺激して排卵を促さなくなります。
ピルを飲むと避妊するというのは、排卵が起こらなくなるからです。

なぜピルが生理不順に効果的なの?

排卵が起こらなくなるのに生理不順が改善するの?と疑問に思うかもしれません。
実は、生理不順の方は、排卵・生理を起こすために、機能のあまり良くない卵巣をかなり酷使しているケースがあります。
ピルによってしばらくの間排卵を抑制すると、卵巣が休眠状態になり、充分な休息をすることができます。
酷使状態から回復することで、ピルの服用をやめたあとも生理が順調になるケースがあります。
ピルを21日間飲んだ後に数日間ピルを飲まない期間を置きます。
大体、ピルを飲まなくなってから3~4日ほどで生理が始まり、生理周期が規則正しくなっていきます。

体内のホルモン量をコントロールする

生理不順は2種類の女性ホルモンのバランスが崩れることで起こります。
改善するには、薬などでホルモンを摂取して、体内のホルモン量を一定にしなければなりません。

この2種類のホルモンは、低温期と高温期で交互に分泌されます。
ピルを使わない治療として、それぞれの時期に不足しがちなホルモンを注射などで人為的に補充して、ホルモンの分泌リズムを正しくする治療方があります。
この方法は、しっかりと卵巣の状態を見ながらホルモンの投与を行わなければならないので、専門の病院で行うことになります。

錠剤
生理不順で悩む女性は数多くいます。 人によって症状に差がありますので、どのような治療法が適切なのかは千差万別です。 病院にいって治療を行う場合、薬による治療を行うことがあります

低用量ピル

ピルとは経口避妊薬のことで、以前はホルモン量が多く含まれているピルを中用量ピルだけでしたが、最近はホルモン量が少なく身体に及ぼす影響が少ない低用量ピルが一般的に使われるようになりました。
低用量ピルに含まれるホルモンは
・黄体ホルモン(プロゲストーゲン)
・卵胞ホルモン(エストロゲン)50μg未満のもの
を主成分として作られています。
以前の高用量・中用量ピルと比較して、ホルモン含有量は5分の1から10分の1に減りました。そのため、身体への影響が少なく、副作用もすくないために、上手に利用すれば健康的な生活を送ることに役立ちます。

服用を中止すると服用以前の状態に戻る?

ピルを服用することで生理痛が楽になっていた人は、数ヶ月したら元に戻ってしまうこともありますが、ただピルの服用前ほどではない、という人もいます。

突発的な生理不順ではなく長く生理不順が続いていたような方では、「ピルをやめたあと、2・3ヶ月ぐらいはまともに生理がきたがその後は生理不順に戻った」ケースも多いです。
根本的な生理不順の治療にはならないことも珍しくありません。

重度の生理不順だと妊娠するまで時間がかかる

重度の生理不順だった場合は不妊になる可能性があります。
この場合は、放置することはオススメできません。
放置した時間が長くなるほど治療が難しく、回復までの時間もかかるため、気づいたらなるべく早めに対処することが大切です。
特に将来に妊娠をする予定がある場合は、病院で診断を受けた方が良いでしょう。
妊娠をする希望時期や生理の状態を医師にしっかりと伝えて、助言を聞いたほうがよいかもしれません。

カレンダー
女性の体はホルモンの関係で一定の周期で生理が繰り返されます。 一般的に生理は25日~38日くらいの周期で起こります。 しかし、生理周期がバラバラで半年も来ない人や毎月複数回来る

ピルを長期間服用していると、中止した後に卵巣が元の状態に戻るまでに時間がかかり、診療が必要になることがあります。
一般的には、ピルを中止した後の妊娠は、2ヶ月間くらい様子を見てからの方がいいと言われます。

月経周期の調節

ピルを月経周期をずらす目的で服用するケースもあります。
せっかくの旅行なのに生理の日と重なってしまい憂鬱。
そんなときに、ホルモン剤を用いて生理の日を調節するのです。
この場合は、低用量ピルでも可能ではありますが、ホルモン量が少ないために期待通りの効果を発揮してくれないこともありますので、中用量のピルの方が調整しやすいでしょう。

生理不順は保険で不利になることも

生理不順は放っておくと、不妊症になるだけでなく、子宮の病気を見落としてしまって最悪命に関わることもあります。
また、重度の生理不順だと保険に入る時に不利になってしまうこともあります。
いずれにしても早いうちに受診して対応して、早めに治療した方が良いでしょう。

特に日常生活に支障がでるわけでもないので、生理不順を気にする人はあまりいません。 生理不順だからといって婦人科で検診を受けようとする人は少ないでしょう。 たかが生理不順ぐらいと

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