妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

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出産後の入院中は何をする?

      2016/06/06

出産後の産婦人科での平均入院日数は、
自然分娩で1週間
帝王切開などでは手術当日を含め10日前後のようです。
退院時期は出産時の状況、母体や赤ちゃんの体調から医師が判断するものなので入院期間は個人差によるところが大きいです。
入院している間は消耗した体力の回復や今後の赤ちゃんのお世話の指導をうけます。

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出産で消耗した体力の回復

子宮収縮

出産後胎盤が排出されると、子宮は一気におへその下5cmほどまで縮みます。
この際、強い痛みを感じることがありますが、子宮からの出血を止める大切な収縮で、体には必要なものです。
一度縮んだ子宮は数時間後におへその高さまで戻ります。そこからは4週間から6週間かけて、妊娠前のサイズに戻るのです。
出産直後のような辛い収縮痛が何日も続いたり、38度を超える発熱が続いたときは、子宮内でトラブルが発生している可能性があります。医師や看護師と相談した方がよいかもしれません。
また、出産後2、3日は強い痛みを感じることがあります。眠れないほどの痛みであれば、医師や看護師に相談して鎮痛剤を出してもらいましょう。

悪露(おろ)

出産後はしばらくは子宮内膜に残った血液やら卵膜、細胞などが排泄される悪露が起こります。
悪露が出て子宮が収縮を繰り返すことで、母体の回復が早まります。
出産直後は悪露の量が多いため汚れてもすぐ洗い落とせる産褥ショーツがよく使われるます。
生まれた後は骨盤も広がってますし、すぐに妊娠前のようにお腹が引っ込むわけではないので従来の生理用ショーツは少し使い難いでしょう。

入院中に受ける指導

入院中は母体の検査や赤ちゃんの診察が行われます。
また、母親学級で指導されている内容と重複するものもありますが赤ちゃんのお世話の仕方などの指導を受けます。

体温の確認

生まれて間もない赤ちゃんは、自分で体温の調節ができないので、衣類や空調で体温を調節し、こまめに体温を測って適温が維持できているかどうかを確認します。

新生児黄疸の確認

新生児黄疸とは、新生児の約90%に見られる生理的黄疸のことです。
生後2~3日目から黄疸が現れて,7~10日前後でなくなります。
黄疸の症状の程度によっては治療が必要になるため、こまめに確認します。

授乳方法

母乳の場合は、おっぱいのくわえさせ方、飲ませ方、搾乳と保存の方法など、ミルクの場合は作り方、飲ませ方、作りおきは厳禁といった留意事項を指導されます。

オムツの替え方

紙おむつと布おむつの交換方法を指導されます。
現在は紙おむつが主流になっていますが、肌が敏感な赤ちゃんについては、布おむつを勧められることがあります。

沐浴の方法

助産師か看護師が、赤ちゃんを沐浴させる方法を教えてくれます。
たいていは、お父さんお母さんが指導に従って実践します。

へその緒の処置

臍帯(さいたい)と呼ばれるへその緒は、ママからの酸素や栄養を運ぶ大切な命の綱、ライフラインといえます。
臍帯は出生と同時に役割が終わり、助産師や医師によって胎児側3cm程度で切断されます。
切断された臍帯は、感染予防のために消毒を行い、臍ガーゼで包み、絆創膏で固定されます。(消毒後に乾燥剤を塗布する病院もあります。)その後は、毎日沐浴後やおしっこで汚染されたときに、臍処置がおこなわれます。

へその処置の方法

沐浴・お風呂のあとにはへその緒のケアが必要です。
へその処置の前は、手を洗いましょう。
おへそを指で開き、綿棒で水分を拭き取り、退院時に病院からおへその処置セットがわたされていれば、セットの中にある消毒用アルコールを綿棒に付け、へそを少し指で開き、へその中を消毒します。
余分な消毒用アルコールは綿棒で拭き取ります。

マタニティブルー、産後うつ

マタニティブルーとは、赤ちゃんが生まれて幸せを感じる一方で、あるとき突然、悲しみや不安に襲われて精神的に不安定になることです。

一過性のことが多いのですが、こじらせると長期化し、産後うつに陥ることもあります。

個人差はあるものの、育児するお母さんの多くがマタニティブルーを経験すると言われており、産婦人科では、育児のストレスを適度に発散すること、育児の悩みを一人で抱え込まずに家族やママ友、医師、保健師などに相談することなどが指導されます。

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