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黄体機能不全の改善に効果がある漢方とは

      2015/12/15

黄体機能不全の診断基準は
1)高温相の持続が9日以内
2)高低の温度差が0.3℃以内
3)子宮内膜の厚さが8mm以内
4)プロゲステロン10ng/ml未満
とするのが一般的です。
ただし、病院によってはもっと厳しい基準であったり、ゆるい基準であったりします。
また、女性のホルモンバランスは非常に変化しやすいため、周期によって全く異なる結果が出ることもありますし、不全の程度も様々です。
よって黄体機能不全と診断されても過度に心配する必要がない場合もあり、冷静に対応することが必要です。

ちなみに黄体機能不全とは、排卵後に卵胞から変化した黄体と呼ばれる部分から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)の状態が悪いことを指します。この黄体機能不全があると、受精卵が着床し妊娠を継続できる可能性が低くなると言われています。

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生理不順や生理痛に効果がある漢方薬

黄体機能不全の直接の原因と考えられている生理不順の改善が肝要です。

通導散(つうどうさん)

女性の月経不順、更年期障害などに用いられます。下腹部に抵抗・圧迫感のある「お血」(ドロドロ血液)や、便秘、頭痛、のぼせ、不眠などがみられる場合に有効です。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

女性の月経困難症や更年期障害などに用いられます。下腹部に抵抗・圧迫感のある「お血」(ドロドロ血液)、頭痛、のぼせ、めまい、便秘、足腰の冷えなどがある場合に有効です。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

体力に関係なく、月経痛の痛み止めとして用いられます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

「お血」(ドロドロ血液)のある女性の月経不順や月経痛、婦人科疾患に用いられます。血行不良、足腰の冷え、のぼせ、方こり、頭痛、動悸、イライラがある場合に有効です。

温清飲(うんせいいん)

女性の月経不順、更年期障害、血の道症などに用いられます。のぼせ、皮膚の乾き、出血傾向のある方に有効です。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

体力に関係なく、月経痛の痛み止めとして用いられます。

温経湯(うんけいとう)

女性の月経不順・困難や更年期障害などに用いられます。口渇、下腹部の冷えと痛み、おりもの、下痢、頭痛、腰痛、肩こりなどがある場合に使用します。

きゅう帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)

胃腸障害のない女性の性器出血、月経過多など下半身の出血に用いられます。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

女性の月経不順、更年期障害、貧血などに用いられます。足腰の冷え、貧血、疲労感、血色不良、下腹部痛、頭重感、肩こりなどがある場合に使用します。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

体力に関係なく、月経痛の痛み止めとして用いられます。

血液の不足も生理に悪影響

血が不足した状態を東洋医学では血虚といいます。
女性には生理がありますので、血虚にはなりやすいといわれます。それに拍車をかけているのが、食の問題です。
食事のバランスの悪い方、甘いものの取り過ぎ、またダイエットで偏った食事や食事制限している方などです。

血液不足や血の巡りが悪い時に使用される漢方

四物湯(しもつとう)

血が不足した血虚の治療として血を補う。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

女性の生理不順や更年期障害、貧血など幅広い範囲に効果があるとして用いられます。

温経湯(うんけいとう)

胃腸障害のない女性の性器出血、月経過多など下半身の出血に用いられます。

妊娠した場合は、継続して使用すると悪影響を与える漢方もあるので一旦使用を中止した方が良いでしょう。

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