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妊娠してお腹が張るとき息苦しい、お腹が張った時に楽になるには

      2017/07/21

お腹の張り

妊娠後期にもなるとお腹が張りやすくなります。
お腹の張りは、子宮が収縮することで起こります。
子宮が収縮する原因は、緊張やお母さんの体が刺激を受けた時に子宮の筋肉が反応して緊張することで起こります。
子宮の筋肉が緊張すると固くなってお腹が張るようになります。
妊娠後期になると子宮が大きくなっているので、お腹も頻繁に張るようになります。

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お腹が張ると息苦しい

お腹が張ると同時に息苦しさを感じる妊婦さんは多いです。
張る前にまず胸が締め付けられるような息苦しさを感じて、張りと共にそれが強くなって、ひどい時は頭に血がのぼるぐらいの息苦しさを感じたり、立ちくらみや目がチカチカするなどの症状が出ることもあります。
張る前の息苦しさから、そろそろ張るなとわかる妊婦さんもいるかもしれません。
お腹の張りと息苦しさが同時に起こることは珍しくなく、よくあることなのです。

張り止めの薬

薬 錠剤
張り止めとしてのお薬は、16週以前にはズファジラン、16週以降にはウテメリンを処方されることが多いです。
ズファジランよりウテメリンの方が効果が高いですが、その分副作用の影響も強く出てしまうので、ウテメリンは16週以前の妊婦さんには使われません。
ズファジランも基本的には13週以前には処方しないことになっているようですが、危険性が少ないとされているので、それ以前でも医師の判断により処方されるケースもあります。
今現在、お腹の張りが認められない場合でも、念のために張り止めのお薬が処方される場合も多いです。

貼り止めの薬の副作用は

気になる貼り止めの薬の副作用ですが、動悸や息切れ、吐き気が起こりやすくなります。
また頭痛や発熱の症状なども起こるようです。
この薬によって胎児に悪影響を与えるといった報告はありません。

切迫早産のリスクが高まると入院して、点滴で処方されることが多いですが、錠剤で飲むよりも点滴の方が副作用が強く出るようです。
お腹が張って辛い場合は、病院で診てもらって薬を出してもらいますが、この場合は錠剤タイプが多いでしょう。

薬を飲んでから動悸を感じるようであれば、お腹が張ったからといって、すぐに薬を飲まずに横になって安静にして、しばらく様子を見た方が良いかもしれません。
生理的な子宮の収縮による張りの場合は、すぐに治まることがほとんどです。

お腹の張りが頻繁に起こる、長時間続く時は

お腹が張る原因はいろいろあります。
歩いたり体を動かすことでも張りますし、体が冷えることでもお腹が張ることがあります。
ただ、臨月でもないのにお腹の張りが頻繁に起こったり、長時間続く時は、切迫早産の可能性があります。

お腹の張りの異常は、自分で判断するのは難しいものです。
特に初産の場合は、正常の子宮収縮なのか、異常な子宮収縮なのかがわかりません。

お腹の張り具合は、妊婦さんによって個人差がありますが、一般的にいつもよりも張りが強いと感じたら注意しなければなりません。
特に30分以上など長くお腹が張りが続くようならば、かかりつけの産婦人科医に相談した方が良いでしょう。

差額ベッド
妊娠中期から後期になると切迫早産になる可能性があります。 妊娠している女性全体の1割ほどが切迫早産になっているそうです。 自宅で安静にしていても、切迫早産の場合、突然「入院」と

息苦しいのは横隔膜が圧迫されるため

お腹が大きくなり始める妊娠中期や張りを頻繁に感じるようになる妊娠後期になると子宮によって内臓が圧迫されるようになります。
お腹が張ることで子宮が上に押し上げられることもあります。
子宮が大きくなったり、上に押し上げられるようになると横隔膜、そして肺を圧迫するようになり、締め付けられるような息苦しさを感じるようになります。

息苦しい時こそ深呼吸を

息苦しくなってパニックになると呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなったり早くなったりすると、肺の一部にしか酸素が行き渡らないので酸素が不足してしまい、めまいを起こしたり転倒してしまうかもしれません。

まずはゆっくりと深呼吸をするように心がけましょう。
軽く鼻で息を吸って、肺の中に残っている空気を出し切ってしまうようなつもりで思いっきり吐きます。
その後に大きくゆっくりと深呼吸をします。
深呼吸をするときは鼻で息を吸って口で息を吐くようにすると良いでしょう。

浅い呼吸を繰り返していると、身体が酸欠状況になってしまうので、身体中に充分に酸素が行き渡るように、時間をかけて深呼吸を繰り返すと良いでしょう。

くしゃみをしそうな時は身体を丸めて

お腹が大きい時にくしゃみをすると、お腹が張っていなくても衝撃で痛みを感じてしまいます。
立っている時や仰向けで寝ている場合など、身体が真っ直ぐになっていると、特に痛みを感じやすくなってしまいます。
くしゃみが出そうだなと思った時は、なるべく身体を丸めてお腹を抱えるような姿勢だと痛みが逃げやすくなります。

くしゃみ
妊娠している時にくしゃみをするとお腹に激痛が走ることがあります。 ピキーン、ズキーンとしたお腹の痛みを感じて、痛みで数分間動けなくなることもあります。 妊娠初期ではお腹

お腹の張りと胎動

妊娠6~7ヶ月も過ぎる頃には、胎動を感じるようになります。
胎動でもお腹の中からギュウっと押されているような感覚があり、お腹の張りと間違えやすいです。

胎動の場合は、赤ちゃんがお腹を蹴った時に痛みを感じたり、お腹に違和感を感じますが、お腹は柔らかいままです。
反対にお腹の張りは、痛みを感じた時にお腹がカチカチに固くなっています。

胎動の場合もお腹に痛みを感じたら、とりあえず休憩をとって安静にしましょう。

妊婦
お母さんのお腹の中の胎児は、日々成長し続けています。 妊娠8週ぐらいでは、まだ10g程度しかありませんが、20週目になる頃には300gぐらいまで成長しています。 この頃

赤ちゃんの血液量が増えるためお母さんの心臓の負担も増える

お腹の張りと関連はありませんが、赤ちゃんが大きくなってくると必要な血液の量が増えてしまいます。
たくさんの血液を体中に送り出すために、お母さんの心臓の負担はいつも以上に大きくなります。
そのため、妊娠中はいつもよりも動悸や息切れをするようになったり、息苦しさを感じやすくなります。

息苦しい時は体を横にする

お腹が張って息苦しい時は、なるべく体を横にすると楽になります。
横になると呼吸も楽になるので、無理せずに休息を取るようにしましょう。

寝る時は横向きがオススメ

お腹が大きくなってから仰向けで寝るのは避けたほうが良いでしょう。
妊娠中期から後期にかけて仰向けで寝ると急激な血液低下を引き起こすことがあります。
仰臥位低血圧症候群と言われるものです。

寝る時は仰向けで寝るよりも体の左右どちらかを下にして横になって、上になった方の足を軽く曲げて前に出して寝る姿勢をお勧めします。
全身の力が抜けてリラックスできます。
眠る時は、横を向いて布団と体の隙間にクッションを挟んで、両足の膝の間にもクッションを挟むと楽に眠れると思います。

寝る女性
妊娠中期にもなるとお腹も目立ってくるようになります。 この時期は、夜眠る時の姿勢に少し注意しなければなりません。 お腹が大きくなっていない状態ならば仰向けで寝ても問題無

横向きで寝る時は右が下?左が下?

背中には大きな静脈があり、これが子宮で圧迫されると血管がつぶれて、その先に血液が通わなくなります。
大静脈は右側にあり、左側を下にすることで圧迫されることがないので息苦しさを感じることもありません。

楽な姿勢で寝るために抱き枕やクッションがあると便利

妊娠すると血液循環量増えるため、血液がきちんと循環するために上半身を枕やクッションでほんの少し上げるのも良いと言われています。
横たわった時の足を少し上げるためにクッションを使うと楽な姿勢になります。

抱き枕を使うことで体全体をあずけられるので、横向きの姿勢が安定して身体に負担がかからず過ごせます。

抱き枕と赤ちゃん
妊娠も4ヶ月も経つと腰にも負担がかかり、微妙に痛みを感じるかもしれません。 いろいろな体制を取ってみても中々寝付けない。 そうした時に抱き枕が効果的です。 抱き枕があると寝付

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