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赤ちゃんをアレルギー体質にしないための食事制限は効果あるの?

      2017/06/01

食事
妊娠するとそれまで普通にしていたことでも、急に気になるようになるものです。
特に食べ物はお腹の赤ちゃんに与える影響の心配があります。
食事に気をつけたいと考えるお母さんが多いのも不思議ではありません。

特に三大アレルギーと呼ばれる卵、牛乳、大豆を食べると、赤ちゃんにアレルギーの症状が出てしまわないか心配にもなってしまいます。
赤ちゃんのために妊娠中の食事制限を考えているお母さんもいるかもしれません。
実際に食事制限は効果があるのでしょうか。

牛乳
妊娠している時の食事で気になるのが、生まれてくる赤ちゃんがアレルギーになったりしないかということ。 食物アレルギーで最も多いのは卵、牛乳、小麦です。 この3つの食品が食物アレル

食物アレルギーとは

アレルギーとは、特定の食べ物を食べることによって、蕁麻疹や嘔吐、呼吸困難などのアレルギー症状を起こすことです。

小学生よりも幼児の方がアレルギー症状を起こしやすく、子供が幼い程症状が現れやすいことが分かっています。
卵、牛乳、大豆などを食べてから、数時間以内に症状が現れ、危険な状態になることもあります。

アレルギーはなぜ起こる

アレルギーは、食べ物の中のタンパク質が十分に分解されないことで起こります。
分解されないまま吸収してしまうので、アレルギー反応として体に症状が出てしまうのです。
消化器官が未熟な幼児は、アレルギー反応を起こしやすいのです。

成長して消化器官が発達してくると、卵や牛乳、大豆などのアレルギーは徐々に薄れていきます。
なかにはアレルギー反応が残りやすい食べ物もあり、成人してもアレルギー反応が現れることもあります。
魚介類やピーナッツなどの種子類は、消化器官が成熟してもアレルギー反応が残りやすい食べ物です。

子供をアレルギー体質にしないために妊娠中の食事制限は効果あるの?

アレルギーは遺伝するという話があり、家族にアレルギー体質の人がいたり、自分もアレルギーだったら心配してしまいますね。

食物アレルギーは遺伝する可能性が低いアレルギーです。
前述したとおり食物アレルギーは、子供の消化機能の影響が大きいので、母親の食事制限の影響は少ないと考えられます。

妊娠中の母親に食事制限をして効果を調べた研究はたくさんあります。
多くの研究を検討した結果、厚生労働省による「食物アレルギーの診療の手引2005」には「妊娠中・授乳中にアレルギー性疾患発症予防のために食事制限を行うことは十分な根拠がないためすすめらていない」とあります。

子供のアレルギーに大きな影響はない

米国小児科学会では、ピーナッツのみ妊娠中は避けるようにすすめて、その他の物はすすめていませんでした。
ピーナッツも最近では、小児科アレルギー専門医であるAdam Fox氏によって胎児や乳幼児をピーナッツから遠ざけてもピーナッツ・アレルギーが減らなかったと紹介しています。

食事制限は体重が増えすぎた時で十分

それほど神経質に食事を制限する必要はないようです。
妊娠中の肥満は、妊娠糖尿病や早産の原因にもなると言われてます。
食べ過ぎは妊娠高血圧症候群など出産への様々なリスクを引き起こします。

フルーツグラノーラ
妊娠中に太りすぎてしまう良くないということはわかっているけれども、つわりが治まると食欲も復活していろいろ食べてしまいます。 赤ちゃんの栄養のためにも食事を極端に減らすわけにもいか

食事で気をつけること

ビタミンAを摂りすぎは良くないと聞いたけど

妊娠初期は野菜以外でのビタミンAの過剰摂取はよくありません。
ビタミンAの過剰摂取によって赤ちゃんの先天異常のリスクが高まるためです。
野菜以外がダメというのは、植物性ビタミンAの場合は過剰摂取しても排出されるけれども、動物性ビタミンAの場合は身体に蓄積されてしまい、赤ちゃんにも影響を与えてしまうためです。

妊娠中はうなぎの食べ過ぎは良くないとか、レバーは食べてはいけないという事を聞いたことがあるかもしれませんが、その理由はこのためです。
サプリメントなどは不足しがちな栄養素が摂りやすい反面、過剰に摂取する危険性もあります。

サプリメント
つわりでご飯が思うように食べられなくて、栄養が足りているか心配。 妊娠する前に比べて疲れやすくなった気がする。 休んでも中々疲れが抜けない、体調が優れないという方は身体の中

魚介類の食べ過ぎは良くないと聞いたけど

魚介類からの水銀摂取が胎児に影響を当たる可能性を懸念する報告が出て、厚生労働省からも「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意」が出されました。

妊娠中はメチル水銀を比較的多く含むマグロやキンメダイなど大型魚や深海魚を控えるのが良いとされています。
それでも、マグロの刺身であれば1人前を週2回程度であれば心配ないとされています。
また、胎児に影響があるとしても、音を聞いた場合の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れるようになる程度で、社会生活に支障があるような重篤なものではないとされています。

魚介類には赤ちゃんにも必要なDHAなど必須脂肪酸が豊富に含まれているので魚介類を摂ることは必要です。
DHAを豊富に含むサバやイワシなど小魚は胎児の発育にも望ましいとされています。

妊娠中に刺激物を食べても良いか

辛い食べ物や香辛料は、食欲増進や代謝を高める効果があります。
特に避ける程ではないですが、胃が荒れやすい、辛いものを食べると便秘・下痢になりやすいなどの注意は必要です。

妊娠高血圧症候群と診断された人は、食べる量に注意が必要です。

授乳中は母乳に影響が出るため、赤ちゃんが飲んでくれない場合があります。
そのような場合は控えたほうが良いでしょう。

カフェインは摂取量に注意

カフェインの入っているコーヒー、紅茶、お茶は、赤ちゃんによくないと言われています。
妊娠後にはコーヒーを一切飲まないようにしている妊婦さんもいると思います。
ただし、お茶やコーヒーには気持ちを落ち着かせる効果があるので、不安の多い妊娠中にかえってストレスが溜まることもあるでしょう。

カフェインは過剰摂取しなければ、胎児の発育や妊娠への影響は少なく、少量であれば許容範囲と考えられています。
1日に1~2杯くらいなら問題ないでしょう。
それでも心配ならノンカフェインでコーヒーに似ているたんぽぽ茶などを試してみるのも良いかもしれません。

【PR】 葉酸は足りていますか?

つわりで辛い妊娠初期は、赤ちゃんの体が作られる大事な時期でもあります。
赤ちゃんの頭や臓器などが形作られる大切な時期です。

よく妊娠中は葉酸が大事と言われます。
それは、葉酸が不足すると赤ちゃんの神経系の障害の発症率が高まることが、近年の多くの研究から明らかにされてきたからです。
厚生労働省のガイドラインや母子手帳にも、妊婦に対して葉酸は積極的に摂取するように書かれています。

健康な赤ちゃんを産むためにも、サプリなどを利用して葉酸はしっかりと摂取しておきましょう。

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