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妊娠・出産してから抜け毛が気になる

      2016/06/06

妊娠中に髪の毛がよく抜ける、または髪質が変わったと感じる人は多いようです。
また、産後になってシャンプーをする時やブラシでとかしただけで髪がゴッソリ抜けたという人もいます。

抜け毛はホルモンのせい

産後脱毛症の主な原因は、女性ホルモンのバランスが崩れたことによって生じるものだと言われています。
女性の体は妊娠中になると、プロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンが上昇します。
女性ホルモンは毛細血管を拡張させて、髪の毛の成長を促す働きがあります。
妊娠中に髪の毛が増える方が多いのもこのためです。
髪の毛が増えてるのになんで抜け毛になるのと不思議に思うかもしれません。
問題はこの後なのです。

ヘアサイクルのズレ

ホルモンの作用によって、本来抜けてしまうはずの髪がそのまま成長し、髪の寿命が長くなります。
そのため、髪の毛の成長期は伸びヘアサイクル全体の周期が長くなります。
産後脱毛症(分娩後脱毛症)の主な原因は、髪の毛の成長期が伸びヘアサイクル全体の周期が長くなることによるズレです。
出産前後に女性ホルモンの分泌量が減ることによって、毛髪サイクルが一気に成長期から休止期に移行してしまうためだといわれています。

妊娠中の抜け毛は栄養不良

女性ホルモンだけを考えると、妊娠中に抜け毛が増えることは起こりえないはずです。
しかし妊娠初期には悪阻のために食事が摂れなくなることもよく起こります。
また胎児が成長するのに伴って、母親が摂った栄養分は胎児にも振り分けられます。
妊娠・出産は非常に重要であり、大きな負担を伴うものです。
この時の栄養分は大切な胎児に供給されます。
生存するために重要度の低い細胞組織(=毛母細胞)には栄養がより行き届かなくなるというわけです。
妊娠中に抜け毛が増える理由は、毛母細胞の栄養不良が主な原因なのです。

いつ治まるの?

赤ちゃんの出産後はホルモンの分泌量が通常時にまで戻ります。
それまで寿命を伸ばされていた髪の毛は一気に移行期から休止期を迎えるため、抜け毛が増えてしまいます。
こうした脱毛は出産後約半年から1年ほど続き、その後は出産前の状態にもどり抜け毛は落ち着いてきます。
症状は、ごく自然に落ち着いてきます。

育毛剤を使わないとひどくなるの?

産後の脱毛というのは、ホルモンのバランスによる生理的なものですので、基本的にはさほど心配する必要はないと思います。
育毛剤を使う必要もないし、特別な薬を飲む必要もありません。
ただ、この産後の抜け毛を体験すると、髪の毛の抜け毛の量の多さにびっくりする妊婦さんも多いです。
気になる方は頭皮や髪の毛のケアするために育毛剤を使用してもよいでしょう。
ただし使用する育毛剤には注意が必要です。
妊娠中は男性用育毛剤は避けましょう。
男性用育毛剤に入っている成分の中には男の赤ちゃんの生殖器に異常が出る恐れがあると言われています。
妊娠中の使用について安全が確認されていません。
女性用育毛剤は天然由来成分の無添加で作られたものや、妊娠中や産後に使用できるものがあります。
使用する場合は、こちらの育毛剤を検討しましょう。

もしも半年から1年の間に、抜け毛の量が変わらないとういう場合には、他の原因がある可能性もあるので、一度医師に診断を受けられることをおすすめします。

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