妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

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妊娠中は胃腸が弱くなりがち下痢には注意

      2017/03/27

妊娠すると何かと体調を崩しがちになります。
女性は妊娠をきっかけに身体が大きく変化していきます。
妊娠初期の身体の不調としてつわりが有名ですが、他にも便秘や下痢などで体調を崩す人も少なくありません。

特に妊娠すると胃腸が弱くなってしまいがちです。
それに伴って便秘や下痢になったり、あるいは下痢や便秘が繰り返し起こることもあります。
便秘になる妊婦さんは非常に多く、便秘になったこのとある妊婦さんは全体の25%程度だったという調査もあります。
下痢気味になる妊婦さんも多いのですが、下痢と便秘を交互にくり返す妊婦さんもいます。

薬を飲む時は慎重に

胃腸が弱っていたり、便秘や下痢が続くような時は薬で対処したくなりますが、この時に飲む薬は慎重に選んだ方が良いです。
赤ちゃんへの影響があったり、妊娠中のために副作用が強く出てしまうこともあります。
さまざまな市販薬の多くは妊娠中であっても服用が可能ではあるのですが、妊娠中に薬を服用する場合は市販薬であっても医師や薬剤師に相談しましょう。

胃薬
妊娠すると、頭痛や怠さを感じて風邪っぽい症状になったり、つわりなどで吐き気で気分が悪くなってしまうことが多くなります。 つわりで気持ち悪い時に吐いたらスッキリすることもありますが

貧血対策の鉄分補給の副作用が原因の時も

鉄が胃腸の粘膜を刺激するため、鉄剤を服用する患者さんの約10%は、吐き気やむかつき、下痢などの副作用が出るケースがあります。
その人の体質にもよりますが、鉄分の吸収が追いつかないと軽い中毒症状が出てきます。
鉄剤は強い薬なので、胃痛、腹痛の他、元々便秘気味の人は頑固な便秘になったり、お腹が弱い人は軟便の下痢が続くなど、副作用が出てしまうことがあります。
薬を飲んでしばらくすると、胃が気持ち悪くなることがあります。
その場合は、食事の途中、半分くらい食べたら飲んでみると、それでいくらか楽になります。

便秘薬の副作用による下痢にも注意

マグネシウム系の便秘薬で効かない場合は、より強い薬を服用することになります。
プルゼニドやラキソベロンといった直接腸を刺激して便を出しやすくする便秘薬です。
妊娠中期や後期になるとより便秘がひどくなる傾向があるため、これらの薬に頼らざるを得ないかもしれません。
ですが、マグラックスやマグミットに比べて強い薬のため、飲み過ぎると子宮収縮や下痢などの症状が出る可能性があります。
自分で用量を調整する必要があるかもしれません。
しっかりと産婦人科の医者の指示を聞き用法・用量を守って服用しましょう。

腹痛 便秘
妊娠中は体のトラブルが多いものです。 妊婦は便秘になりやすい条件が整っていて、妊婦の7割の人が便秘に悩んでいるとも言われています。 毎日出るのが理想ですが、3日お通じがない

注意が必要な下痢の症状

下痢の症状でも、中には注意が必要な場合もあります。
食中毒や感染症によって引き起こされる下痢です。

多くの感染症や食中毒では、下痢、嘔吐、腹痛などの症状も併せて起こることが多いです。
下痢や腹痛だけでは、はっきりと食中毒や感染症と断言できませんが、下痢が1日に10回以上など頻繁になる場合は病院で受診した方が良いでしょう。

また食中毒の時の下痢や嘔吐を止めるために下痢止めなどの薬を飲むのは避けたほうが良いです。

食中毒の時の下痢や嘔吐は、細菌やウィルスを体外に出そうとするために起こります。
それを止めてしまうと症状が悪化したり長期間続いてしまう原因になってしまいます。

吐き気が酷い時に飲食すると、食べる度に吐いてしまい体力が消耗してしまうので、症状が酷い時は飲食の避けたほうが良いです。

吐き気が落ち着いてきたら、脱水症状を防ぐために水分を少しずつ摂っていきましょう。

ウィルス
冬といえばインフルエンザや風邪のようなウィルス性の病気が流行するシーズンです。 妊娠すると免疫力が落ちると知られているので、インフルエンザや風邪などに注意している妊婦さん

食事を変えて腸内環境の改善を

妊娠初期は、食生活が偏りがちな時期です。
つわりの時は無理かもしれませんが、落ち着いてきたらなるべく消化の良い食べ物を選ぶようにしましょう。
一般的に消化が良いとされている食べ物は、
・おかゆ(お粥から水分多めに柔らかく炊いたご飯へと段階を踏む)
・豆腐や納豆などの大豆製品
・煮込んだ野菜料理(大根、人参、じゃがいもなど)
・卵料理(スクランブルエッグなど)
・白身魚
・脂肪の少ない肉
などがあります。
食物繊維の多く含まれる食材があれば意識して摂ると良いでしょう。
りんごやドライプルーンなどのフルーツ類や、酢昆布、寒天などであれば、比較的口にしやすいかもしれません。
水分を多く取ることも大切です。
水、白湯、お茶などをこまめにとることを心がけて。
体を冷やさないよう、冷たいものを大量に飲むのはさけた方がよいでしょう。

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