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妊娠中でもマグロは食べても大丈夫?食べて良いマグロとダメなマグロって?

      2017/07/21

マグロ 寿司

妊娠してからは、赤ちゃんのためにしっかり栄養を取ろうと食事のことについて、いろいろ調べるお母さんは多いです。

調べているうちに、妊娠中に食べても良いもの、食べてはいけないものがわかってきます。

その中の1つで、マグロなどの刺し身などの生魚を控えた方が良いと言われています。
厚生労働省の妊婦さん向けのお知らせや産婦人科などでも注意を呼びかけているところもあるので聞いたことがあるかもしれません。

ただ、妊娠に気づく前からマグロを食べていたと心配になってしまうお母さんも少なくありません。

今回は、なぜマグロなどの生魚を食べてはいけないのか、妊娠前に食べていたけど大丈夫なのか、について説明したいと思います。

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妊娠中にマグロを食べてはいけない理由は

妊娠中にマグロを食べてはいけないと言われる理由は、メチル水銀が問題だからです。
メチル水銀の量を一定以上食べてしまうと、お腹の赤ちゃんに影響を与える可能性が指摘されているからです。
メチル水銀は、マグロなどをはじめとした大型の魚の中に多く含まれているので、妊娠中は大型の魚で日頃よく食べるものとしてマグロが挙げられているのです。

妊娠に気づくまえに食べてたけど、大丈夫?

マグロの刺身や寿司などは、日本人であれば好物な人も多いのではないでしょうか。
妊娠する前から、頻繁に食べている人も少なくないでしょう。

妊娠に気づく前からマグロを食べていたら、ダメなんでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
妊娠前からマグロを食べていた人だって、元気な赤ちゃんを産んでいます。

水銀は胎盤を通して赤ちゃんに取り込まれます。
胎盤は安定期を過ぎたあたり、およそ妊娠4ヶ月ぐらいにできます。

妊娠に気づく前などの妊娠初期に食べていたとしても、水銀は少しずつですが体外に排出されます。
胎盤が出来る頃には、水銀の量も減少しているので、妊娠してから注意することで、赤ちゃんへの影響を心配するほどにはならないでしょう。

食べ続けていると赤ちゃんにどんな影響があるの?

赤ちゃん 耳
食べ続けていたら、赤ちゃんにどんな影響があるのか、気になりますよね。
厚生労働省の発表では、「音を聞いた時の反応が1/1,000秒以下のレベルで遅れるようになる」と記載されています。
1/1,000秒以下のレベル、ミリ秒と言われても科学の世界の言葉かな、と思う程度で、いまいちピンと来ないのではないでしょうか。

魚の水銀が胎児に悪影響を及ぼすと言っても、将来の社会生活で支障をきたすようなレベルではないようです。
できるだけ、自分の子のために避けられるリスクは避けたいと考えるのは良いですが、過度の心配することはありません。

このマグロは食べても良い?あのマグロはダメ?


マグロにメチル水銀が含まれるとは言っても、マグロにも多くの種類が存在します。
その中には、水銀の濃度が高いマグロ、低いマグロなど様々です。

このメチル水銀を含んだマグロの種類には、

  • メカジキ
  • メバチ
  • クロマグロ
  • マカジキ
  • ミナミマグロ

などが挙げられます。

水銀が含まれないマグロとしては

  • キハダマグロ
  • ビンナガマグロ
  • メジマグロ

などが挙げられます。

普段目にすることもあるマグロもあれば、とても高くて食べられない高級食材なマグロだってあります。
クロマグロは超高級品で、ミナミマグロも高級品の分類になります。
反対にキハダ、ビンナガは比較的庶民的なお値段で販売されています。
スーパーや大衆寿司店などでは、安めのマグロを使っていることが多いです。

高いマグロは大型のマグロが多く水銀濃度も高いですが、安いマグロは小型のマグロが多く水銀濃度も低いので、スーパーなどで買う安めのマグロは、常識の範囲内の食事であれば問題になることはないでしょう。

トロはダメ?ツナ缶は大丈夫?

マグロ 短柵状

スーパーで売られているマグロは魚の切り身だけでなく、ツナ缶などもあります。

ツナ缶に使われるマグロは、水銀が少ないキハダマグロ、ビンナガマグロです。
さらにカツオなどのいろいろな魚を混ぜて作られています。
ツナは食べてもほとんど心配する必要はありません。

反対に、マグロの赤身ではなく、中トロや大トロには水銀が多いミナミマグロ、クロマグロが使われている場合が多いです。
食べてはいけないわけではないですが1週間で80g前後にとどめておきましょう。

中トロ、大トロにはミナミマグロ、クロマグロが使われている場合が多いです。
食べてはいけないわけではないですが1週間で80g前後にとどめておきましょう。
80gは、刺身1人前、または切り身1切れ程度の量です。

また、マグロの赤身を買う時も鮮度には十分注意しましょう。
マグロはの刺し身は刺し身の中でも足が早いので、すでに切ってあるものよりも短柵状で売られているものがオススメです。

生食の食中毒に注意

メチル水銀よりも、どちらかというと食中毒の方が危険です。

妊娠中は免疫力が低下しているので食中毒にかかりやすい状態です。
妊娠中に食中毒になると、発熱、下痢、嘔吐などの症状が出ても薬で処理できない可能性があり、菌によっては胎児に感染し悪影響を及ぼします。
そのため、鮮度が落ちやすい生魚などの扱いには注意が必要です。

スーパーでお刺身を買ってから食べるまでは、なるべく時間を開けないようにしましょう。
食中毒を引き起こす細菌は、常温の状態が長ければ長いほど、たくさん増殖してしまいます。

腹痛
妊娠すると免疫力が下がるとよく言われているので、インフルエンザや風邪には注意している人は多いと思います。 ですが、インフルエンザや風邪よりも怖いものがあります。 それは

マグロを過剰に避けるのではなく、鮮度と食べる量に注意して

妊娠中はマグロを一切食べてはいけないことはなく、日常生活食べる分には問題ありません。

マグロにも有効なEPAやDHA、飽和脂肪酸などの栄養素が含まれており、そういった栄養素は胎児の成長に効果的とされています。

ハーバード・メディカルスクールによる母親と乳児についての研究では、メチル水銀の潜在的な危険性をおそれるよりも、水銀濃度の低い魚であれば、魚を食べることによって得られる栄養学上の利点の方が大きいと結論づけています。

妊娠中だからと言って、全く食べないようにしないで、鮮度には注意して、食べ過ぎないように日頃の食事に取り入れていきましょう。

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