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妊婦は豆乳や豆腐を食べ過ぎは良くない?

      2016/06/06

鍋料理や味噌汁など野菜を多く入れることができる料理は、栄養が不足しがちな妊婦さんにとってオススメの料理です。
しかし、これらの料理の具材に豆腐が使われることが多いと思います。
食生活の中で他の食品と組み合わせてバランスよく食べている分には問題ありませんが、カルシウムが豊富だからといって大量に食べると赤ちゃんに悪影響を及ぼすかもしれません。

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なぜ豆乳や豆腐の摂り過ぎがだめなのか

妊婦さんが豆乳や豆腐を食べ過ぎてはいけないと言われているのは、それらに含まれているイソフラボンにあります。
イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするということで妊活中の女性に勧められることが多いものです。
ですが、妊娠すると女性ホルモンは大量に分泌されます。
妊娠していない時に比べて20倍程増えます。
過剰な女性ホルモンが分泌されている中、イソフラボンを過剰に摂取した場合に悪影響を与えるのではないかと考えられています。
また、イソフラボンは胎盤を通して胎児に送られるているということが報告されたり、大量に摂取した場合に胎児が男の子だった場合は外性器に影響を与えるという報告があります。

はっきりしたことはまだわかっていない

ただし、いずれもデータが不足しているために専門家の間でも意見が分かれているのが現状です。
従ってイソフラボンが安全なのか危険なのか、まだはっきりとわかっていないのです。

食品安全委員会が発表している「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」では、データ不足により安全な摂取量がわからないけれども、妊娠している女性は普段の食事に上乗せして摂取することは推奨できないとしています。

なんでイソフラボンが注目されたの

イソフラボンは女性ホルモンの代わりの働きをするということで、骨粗しょう症や更年期障害、乳がんなどの女性疾患に予防効果があります。
また肌の代謝を促し、ハリやツヤを保ついわゆるアンチエイジング効果もあります。
そのため、イソフラボンは女性にとって魅力的な栄養素なのです。
そこでサプリメントやイソフラボンを人工的に付加させて通常よりもイソフラボンが多い食品が開発されました。
その食品を厚生労働省が審査したところ、前述したような安全性と危険性がわからないので過剰に摂取するのは推奨されないということが言われ始めたのです。

過剰に摂らなければ大豆は栄養価が高い良い食品

大豆製品を一切摂ってはいけないのかというと、そうでもありません。
イソフラボンの「健康被害の可能性」ばかり取り上げられますが、大豆は妊婦にとって不足しがちなカルシウムを始めとして栄養価が高い食品です。

昔から一汁一菜として味噌汁は食事の献立の定番でした。
当然、妊婦さんも昔から食べていました。

江戸時代では食材の旬の期間しか食べられない物が多い中、豆腐と納豆は季節を問わないため人気があったそうです。
豆腐や葱を細かく切り、薬味を添えてすぐに味噌汁の具に使えるようにして良く食べられていたそうです。

妊娠している女性は普段の食事に上乗せして摂取することは推奨できないというように、サプリメントやイソフラボン食品などで過剰に摂取しないように心がけましょう。

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