妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

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妊娠中は甘いものが欲しくなるチョコレートとか食べても大丈夫?

      2017/01/28

妊娠する前までは甘いものは、たまにしか食べなかった人でも、妊娠してつわりが始まるとなぜかチョコレートやアイスクリームといった甘いものが食べたくなります。
体重の増加が気になるし、産婦人科医にも指摘されてしまい、甘いものを減らそうと思ってもなかなか減らせないという人は多いのではないでしょうか。

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なぜ甘いものが欲しいのか

赤ちゃんがお腹にいる状態では糖がどんどん赤ちゃんに送られるようになります。
糖の代謝が普段とは変わってしまうのです。
今まで、エネルギー源としていた糖が赤ちゃんに送られてしまうので、エネルギーを補おうとします。
また、栄養がきちんと摂れていれば満腹感を感じて食べたいと思いませんが、栄養が不足すると脳が足りないと信号を出します。
そのため、妊婦さんの多くは甘いものを欲しがるのです。

妊娠中の食べ物と赤ちゃんの性別の関係

妊娠すると急に食べ物の好みが変わることで、昔からつわりや妊娠中に食べた物と赤ちゃんの性別と関係があるのではないかという言い伝えがあります。
これらは、あくまでも迷信で、医学的、科学的な根拠があるわけではありません。

けれども、エコー診断で性別がはっきりとわかるまでの間に、日頃の食べ物で赤ちゃんの性別を占ってみるのも楽しいかもしれません。

フライドポテト
妊娠するとホルモンの分泌が盛んになり、それによって身体にいろいろな変化が起こります。 妊娠する前と妊娠した後で食べ物の好みが変わるのはホルモンの影響ではないかと言われています。

チョコレートは脂肪分や糖分が多いことは忘れないように

甘くて美味しいチョコレートなどは、甘いものを欲する妊婦さんはたくさん食べてしまいがちです。
ですが、チョコレートは脂肪分や糖分が多いということを忘れてはいけません。
体重があまりにも増えすぎると産婦人科医に注意されることがあると思います。
妊娠中に体重を増やしすぎてしまうと難産になったり、脂肪の摂取が増えることで血液がドロドロになってしまい妊娠高血圧症になってしまうかもしれません。
妊娠高血圧症は糖尿病や腎臓障害などさまざまな病気を誘発しかねない病気です。
また、血液がドロドロになることで出産後の授乳する時に母乳の出が悪くなったり、詰まって乳腺炎や乳児湿疹の原因にもなったりします。
甘いものが欲しい時は、甘いものを食べるのは必要です。
しかし、チョコレートなどの脂肪分の多い食べ物を食べる時は体重管理に気を付けた上で上手に摂取するようにしましょう。

チョコレートには妊娠高血圧症を防ぐ?

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは「動脈硬化を防ぐ」「血液をサラサラにする」などの健康効果があると言われています。
血液をサラサラにする効果で血圧を下げることができるので妊娠高血圧症を防ぐ効果も期待できます。

実際にチョコレートを販売している明治と愛知学院大学が蒲郡市で行った実証研究では、カカオポリフェノールの作用と思われる血圧の低下が確認されました。

しかし、これには通常のチョコレートの場合100g(約590kcal)を毎日取らなければならない。
もしくは、カカオ分72%の「甘くないチョコレート」25g(約150kcal)を毎日取らなければならないという条件があります。

妊婦の場合では、前者ではカロリーが、後者ではカフェイン量が多くなりすぎて現実的ではありません。

チョコレートで血圧を下げるよりも、血圧を下げる食べ物を食べたほうが良いでしょう。
具体的にはバナナやトマトなどです。
トマトジュースなどでも血圧を下げることが期待できます。

気になるチョコレートのカフェイン量は

妊娠中のカフェインの摂取量は明確に決められていません。
イギリスでは妊婦のカフェインの1日の摂取量は200mgまでとされています。
チョコレートの種類によりますが、板チョコ50gには、カフェインは20mgほど含まれています。
ただし、カカオ含有量が70パーセント以上のダークチョコレートやビターチョコレートなどは、カフェインの含有量も数倍ほど多くなりますので、注意が必要です。
逆にホワイトチョコレートは比較的カフェイン量は少なくなります。

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