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妊婦さんに甘いココア、栄養補給にミロは

      2017/03/16

寒い日には温かくて甘いココアが美味しく感じます。
ホイップを乗せたりはちみつやシロップなどを入れて楽しんでいる人も多いようです。
甘くて美味しいココアですが妊娠中に不足しがちな栄養素も摂れる健康飲料でもあります。
つわりの時期などは飲むのが辛いかもしれませんが、ちょっと一休みの時に飲んでみるのも良いかもしれません。

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実は栄養満点の飲料ココア

カカオ

チョコレートやココアはカカオの実からできています。
カカオから作るココアには、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などミネラルが豊富に含まれています。
冷え性に良いとされるビタミンAやビタミンBやめまいや疲労回復に効果があるビタミンEなども微量ですが含まれています。

疲労回復のビタミン補給に

ココアにはビタミンAが含まれているので、妊娠中にビタミンAを摂ってはいけないということを知っている人は、ココアを飲むことを警戒するかもしれません。
ですがビタミンAには動物性と植物性の2種類があり、摂ってはいけないのはレバーやうなぎなどに含まれる動物性のビタミンAです。
植物性のビタミンAは摂り過ぎた場合は排出されます。
ビタミンAも必要な栄養素なので、全く摂らないわけにもいきません。

チョコレートと同じカカオポリフェノールも

この他にも有名なものとして、細胞の老化を防ぐ働きをするカカオポリフェノールも摂ることができます。
このポリフェノールでもあり不溶性の食物繊維でもあるリグニンは妊娠中によく悩まされる便秘解消に効果的なのです。
リグニンは善玉菌を増やすポリフェノールで腸内環境を改善するのに一役買ってくれます。
カカオポリフェノールは妊娠中に甘いものが欲しくなって、つい食べたくなってしまうチョコレートにも含まれています。

チョコレート
妊娠する前までは甘いものは、たまにしか食べなかった人でも、妊娠してつわりが始まるとなぜかチョコレートやアイスクリームといった甘いものが食べたくなります。 体重の増加が気になるし、

ココアに麦芽の栄養も追加したミロ

ココア

ココアと似たよう飲料でミロがあります。
「ミロ」には原材料としてココアパウダーが含まれているため、「ココア」の風味がします。
「ミロ」は、大麦の麦粒を発芽させ、麦芽糖やたんぱく質などの栄養素を豊富に含んだ麦芽エキスを主成分としている麦芽飲料で、ビタミンD、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ナイアシン、カルシウム、鉄分の7つの栄養素が含まれています。
麦芽本来の甘さがありますので、必然的に「甘い飲み物」です。
ミロはココアよりも栄養補給飲料として優れています。
麦芽はつわりの症状を軽減する栄養素も含まれているので、麦芽の栄養素を凝縮したエビオス錠が妊婦さんの間で人気です。

小麦
エビオス錠は妊婦さんの間でつわりに効果があると話題になっています。 エビオス錠はつわりの特効薬というわけではなく、昔からある栄養補給剤です。 ビール酵母という天然素材を用いて作

妊娠中に不足しがちなカルシウムと鉄分

ミルク

ココアやミロにはカルシウムと鉄分が豊富に含まれています。
これらの栄養素は妊婦さんにとって不足しがちな栄養素です。
赤ちゃんの発育のために血液をどんどん作るようになりますし、赤ちゃんの骨を作るためにカルシウムもより多く取らなければなりません。
妊娠中に貧血で悩まされたり、女性が産後に骨粗しょう症のリスクが高いのはこのためです。
そのため妊娠中は鉄分やカルシウムは多く摂った方が良いと言われているのです。

ココアを作る時は、粉末をミルクで割って作ったり、後からミルクを追加することもできるので、ココアとミルクはとても相性が良いです。
ココア自体に含まれるカルシウムの他にミルクに含まれるカルシウムも摂れ、イライラしている時にホッと一息つきたい時などにオススメの飲み物です

ココアやミロに含まれるカフェイン

ココアやミロは、コーヒーや紅茶などと比べるとカフェインの量はかなり微量です。
1日にカフェインをどれくらいまで摂取してよいのかという明確な基準はありませんが、イギリスでは1日のカフェイン摂取上限を200mgと言われているようです。
ココアを飲む時、大体10~20グラムぐらいに水や牛乳で溶かして飲むと思いますが、この場合に含まれるカフェイン量は2~4mg程度です。
(ココアパウダー100gでカフェイン約20mg)
ミロに含まれるカフェインもココアパウダーに含まれるカフェインだけなので溶かす量にもよりますがおよそ数mg程度です。
ココアやミロは、コーヒーや紅茶などと比べるとカフェインの量はかなり微量です。

それでもカフェインが気になるという人は、ノンカフェインの飲み物を飲むと良いでしょう。
ハーブティーなどはノンカフェインで楽しめる飲み物があります。

カフェインよりも糖分や脂肪分に注意

シロップ

ココアはとても美味しい飲み物です。
市販されているミルクココアなどは、糖分やカロリーが高めです。
妊娠期間中は、体重が管理に注意しなければなりません。
つわりが治まった時期は、食欲もわきますし、甘いものも欲しくなってしまうので、体重も増えてしまいがちです。
産婦人科で体重について注意を受けた場合などは、少し飲み方を工夫した方が良いでしょう。

和菓子
妊娠初期のつわりの症状がひどかったり、体調が良くなくてあまり食べられなかったりすると、体調が落ち着いた時につい食欲が湧いて食べすぎてしまいます。 けれども妊娠期間中は、体重管

糖分や脂肪分が気になる場合は、ミルクココアなどの調整ココアではなく、純粋なココアの粉末を使ってみることをオススメします。
森永製薬の純ココアやバンホーテンのピュアココアなどがそうです。
純ココアは自分で後から砂糖やミルクを追加できるので自分の好みに合わせて調節できます。

黒砂糖やハチミツ、メープルシロップ、オリゴ糖などを使う

普通の白砂糖ではなく、黒糖やハチミツ、メープルシロップ、オリゴ糖など、他の甘味料を使うという方法があります。
特にオススメはメープルシロップです。
メープルシロップは妊娠中に多いむくみを改善する効果があるカリウムが野菜や果物並に豊富で、余分な水分が排出されやすくなり、むくみの解消につながります。
他にもメープルシロップはカルシウムなどのミネラルも含んでいます。

ミルクを替える

牛乳のカロリーが気になる場合は、無調整豆乳に替えてみるのも良いかもしれません。
無調整豆乳は砂糖や油分が含まれておらず、牛乳に比べて低カロリーです。
ただし、ココアと同様に豆乳も過剰に飲み過ぎるのは良くない点には注意しましょう。

豆腐
鍋料理や味噌汁など野菜を多く入れることができる料理は、栄養が不足しがちな妊婦さんにとってオススメの料理です。 しかし、これらの料理の具材に豆腐が使われることが多いと思います。

純ココアを美味しく飲むコツ

ミルクや砂糖が入っている調整ココアは、水や牛乳でサッと溶けるように作られていますが、純ココアは多少溶けにくくなっています。

少し面倒ですが、最初に少量の水やミルクを入れて、ペースト状になるまでよく練るのが美味しく飲むコツです。

手間をかけても美味しいココアを飲みたい時は、鍋を使って作ると美味しくなります。
ココアと好みの分量の砂糖を鍋に入れ、牛乳を4分の1位注ぎ弱火にかけます。
よく煮溶かしながら練るように混ぜ合わせます。
十分に混ぜ粉っぽさがなくなったら、残りの牛乳を少しずつ注ぎ、だまが出来ないようにします。
鍋の回りが沸々と泡が立って温まってきたら出来上がりです。
アイスココアにする時は、この状態から冷やして冷たい牛乳や氷を加えます。

眠れない時は、寝る前に飲むのは控えて

寝る前に飲むと、少量のカフェインであっても、
眠れなくなったり、寝れても浅い眠りになることがあります。
そういう場合は寝る3~5時間前には飲まない方が良いでしょう。

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