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妊婦健診の血液検査や尿検査は超重要な検査だった

      2017/03/15

妊婦健診に行くと大体、血圧検査や尿検査が検査項目として毎回あると思います。
もっと検査項目を絞って、健診の時間を短くしたら良いのにと一度ぐらいは考えたことがないでしょうか。
なぜこのような検査が毎回あるのでしょうか。

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血液検査や尿検査は超重要な検査だった

当然ながら血液検査も尿検査もお母さんの健康状態を管理する上で大切だからです。

血液検査で何がわかる

血液検査では、主に以下のことを調べます。
・血液型
・感染症にかかってないか
・血液の質チェック

まず血液型や血液の種類を調べます。
これは、分娩時に大量出血する可能性があるので、それに備えるための検査になります。

次に感染症にかかってないかを調べます。
妊娠中の女性がかかる可能性がある感染症は数多くあります。
その中でも特に、風疹やトキソプラズマなどの感染症にかかってしまうと胎児に先天異常を及ぼす可能性があります。

風疹は抗体があるかどうかの確認をします。
予防接種があるので、可能ならば妊娠前に風疹の予防接種を受けていると心配する必要はないでしょう。
抗体がない場合は、感染に注意して生活する必要があります。
またお母さんだけでなく、同居している家族も同様に注意してもらいましょう。
妊娠中でなければ予防接種を受けられるので、なるべく受けてもらった方が良いです。

予防接種
38℃くらいの発熱、目の充血、のどのはれと痛みといったかぜに似た症状とともに、小さな赤い発疹が、顔、体、手足など全身にでます。 風疹は、小さな赤い発疹が全身に広がり、頸部のリンパ

トキソプラズマは、寄生虫の一種で母子感染する恐れがあります。
しっかりとした熱処理を施されていない食事から感染することが多いです。
妊婦が生ハムやレバー、殺菌されていない牛乳やナチュラルチーズなどは避けた方が良いと言われるはこのためです。
また、清潔な環境下でないペットからも感染する可能性もあります。

猫
妊婦が猫に触ると流産するというような話を聞いたことがある人もいるかもしれません。 犬や猫など、ペットを飼う家庭も少なくないですが、妊娠中に猫を飼う時は注意が必要です。 妊娠する

最後に血液の質チェックを行います。
妊娠すると赤ちゃんのために大量の血液が必要になります。
体内で血液がたくさん作られるのですが、その分血液が薄まってしまう問題も起こります。

血液の質チェックでは、おもに赤血球や白血球などの数を調べます。
これらが十分な数があれば問題ありませんが、少ないと貧血になりやすいので、鉄剤などで補強する必要があります。

尿検査ではどんな事がわかるの?

尿には、普通身体に必要のないものが多く含まれているのですが、中には吸収されるべき栄養素が出てしまっていることがあります。
それが尿タンパクです。
尿タンパクが出ていると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群のリスクが高まるので、注意しなければなりません。
ただ、早期に発見できれば、食事制限で抑えられます。

考える
妊娠すると赤ちゃんがお腹の中に宿っているわけですから、お母さんの体にも、何かしらの変化が現れてきます。 妊娠初期であれば、つわりという形で現れてきます。 つわりは安定期

妊娠初期のつわりの時期はケトン体も確認されます。
ケトン体はつわりの症状が最悪の状態になっているかどうかを、判断する目安にもなっています。
妊婦健診の検査でケトン体が多いと判断された場合は、すぐ入院しなければならなくなるかもしれません。

点滴
妊娠中はつわりでつらいのは誰しもが経験することです。 多くの先輩お母さんたちも、しんどいつわりを乗り切っているので、今つわりで苦しくても我慢しているお母さん達は多いでしょ

重い病気を早期発見するための検査

妊娠前にはなかったのに、妊娠中期以後になってからお母さんに高血圧、蛋白尿、急激な体重増加が現れる症状を「妊娠中毒症」と呼ばれていました。
これは、お母さんや赤ちゃんにいろいろな障害を起こすことが多いので、昔から産婦人科医が妊婦さんの診察において一番注意を払ってきた妊娠中の異常です。
お母さんや赤ちゃんの障害に直接関係する異常は、「高血圧」が中心であることから、最近では妊娠高血圧症候群と呼ばれるようになりました。
これらを早期発見するために血圧を測定したり、尿たんぱくがないかなどを検査しているのです。
また、急激な体重増加で産婦人科医に怒られることがありますが、こういった症状になることを注意するためです。

妊娠高血圧症候群になるとどうなるの?治療法は?

この病気は、妊婦さん約20人に1人の割合で起こります。
妊娠高血圧症候群になると、お母さんと赤ちゃんの健康状態を更に悪くする病気を引き起こすリスクが高まります。
妊娠高血圧症候群と診断された時期や重症度にもよりますが、赤ちゃんの発育不全だった場合は、入院が必要になることもあります。
血圧を下げる薬や点滴を受けたり、出産が可能な状態であれば出産してからお母さんや赤ちゃんの治療をすることになります。
それほど重症でなければ、塩分制限といった食事の制限で改善していくようになります。
大抵の場合は、赤ちゃんを出産してお母さんの体から胎盤が出ると回復します。
ただ入院するほどの重症だった場合は、出産後も血圧が高くなったり腎臓の機能が弱いままになったりします。
引き続き薬で血圧を下げたり、食事療法を続けなければならないことがあります。

妊娠中でも体重管理をしっかり、塩分の摂り過ぎには注意

妊娠高血圧症候群は、食生活や運動習慣などの生活習慣が関わってくる生活習慣病と性質が似ています。
妊娠中は普段と同じように振る舞うことは難しいですが、それでも体重管理はしっかりと行ったほうが良いです。
つわりの時以外は、妊婦に必要な栄養を取ることを心がけ、間食もほどほどにしましょう。

フルーツグラノーラ
妊娠中に太りすぎてしまう良くないということはわかっているけれども、つわりが治まると食欲も復活していろいろ食べてしまいます。 赤ちゃんの栄養のためにも食事を極端に減らすわけにもいか

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