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妊活中の女性や妊婦が猫を飼うと危険?トキソプラズマ感染症に注意

      2017/05/10

妊婦が猫に触ると流産するというような話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
犬や猫など、ペットを飼う家庭も少なくないですが、妊娠中に猫を飼う時は注意が必要です。
妊娠するとホルモンバランスの変化からアレルギーになりやすいこともあり、今はアレルギーがなくても、発症することも十分考えられます。
けれども、もっと注意しなければならないのはトキソプラズマ感染症です。

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トキソプラズマ感染症とは

トキソプラズマは犬や人などの哺乳類や鳥類に寄生する寄生虫によって引き起こされる感染症です。
トキソプラズマは、多くの動物に感染する可能性がありますが、犬や人など大抵の動物の場合では、そこから更に感染するということは基本的にありません。

けれどもネコ科の動物は糞尿に感染するトキソプラズマが含まれているので、唯一感染元となってしまう可能性があります。

感染するとどうなるの?

トキソプラズマに感染しても通常の健康な成人だった場合は、症状が軽かったり、ない場合があります。
妊婦さんでは、首の横にあるリンパ節が腫れたり、発熱や疲労感、風邪のような症状などが現れることがあります。
けれども、次第に治るので感染しても母体に与える影響はそれほど大きなものではありません。

胎児への影響は?

心配なのは胎児への影響です。
トキソプラズマは胎盤を経由して胎児に感染する場合があります。
感染する危険性は、妊婦さんが感染した時期によって変わってきます。

妊娠初期よりも妊娠後期の方が母子感染する確率が高くなります。
妊娠後期になると母子感染するリスクが70%になると言われています。
けれども、胎児の症状は感染時期が早いほど脳や目に障害を持つなど深刻化してしまいます。

感染しているかは検査でわかる

トキソプラズマに感染しているかどうかは、妊娠早期に検査するこでわかります。
トキソプラズマの検査は任意なので、保険がきかずに自費になります。
けれども、検査は血液検査で費用も1000円前後で行えるので、不安な場合は検査することをオススメします。

全ての産婦人科医で検査が行われているわけではありませんが、感染が早期に発見できれば、薬で胎児に深刻な影響を与えるリスクを減らすことができます。
トキソプラズマの検査だけでなく、赤ちゃんの状態を知ることが出来る出生前検査を行っているところもあります。

血液検査
お腹の赤ちゃんの脳や身体に先天性の異常があったり、染色体異常によるダウン症などが起こる可能性は少なからずあります。 ダウン症は高齢出産になるほどリスクが高まると言われていますが、

何から感染するの?

ネコ科の動物は、感染元になり得ます。
トキソプラズマは猫の糞尿に混ざっているため、猫のトイレの始末をしたり、猫の糞が混じった土をいじったりすることで感染する可能性があります。
ペット経由で感染することの他に、肉や野菜の生食などでも感染する恐れがあります。

飼い猫は危険なの?

飼い猫から感染するとは言っても、飼い猫が感染していなければ問題ありません。
外に出て土に触ったり、ネズミをかじったり捕獲するようなことがなく、キャットフードなどを主に食べて生肉を食べるようなことがない室内猫は感染していないでしょう。

そういった猫でない場合は、注意をした方が良いでしょう。
部屋の掃除や喚起をこまめに行い、部屋と身だしなみを清潔にしていれば、十分に予防はできます。
妊婦さんが猫を飼ってはいけないということではありません。

予防策は

感染経路は、感染した猫の糞便などについているトキソプラズマが口から感染することが主です。
直接糞便を触ることはないでしょうが、土などを経由して手に付着することは考えられます。
ペットのゲージを掃除する時やガーデニングなどで土いじりをする場合はゴム手袋などを活用して汚れないようにしましょう。
また、作業の後の手洗いは徹底しましょう。

ペット経由で感染することも注意が必要ですが、それ以上に食事からの感染に注意が必要です。
生肉を食べることによって感染するリスクは、6割ほどだそうです。
妊娠中や、妊活中の方などは、生ハムやレバー、殺菌されていない牛乳やナチュラルチーズなどは避けた方がいいでしょう。

トキソプラズマは熱によって死滅するので、必ず火が通して食べるようにすれば安心です。
生肉を食べるだけでなくお肉を切った後のまな板、包丁などにも感染の危険性があります。
肉を切った後の生板と包丁は必ず洗ってから野菜を切るようにしましょう。

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