妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

*

妊娠初期や後期で胸が張る、下着が触れるだけでも痛い時は

   

妊娠初期症状の一つに胸が大きくなったり、胸が張って痛みを感じることがあります。

妊娠が分かった時から、胸全体が張った感じがしたり、乳首にチリチリとした違和感を感じたり、敏感になって服が触れただけでも痛みを感じたりします。

胸が大きくなるだけなら良いですが、少しの刺激で痛みを感じると苦痛で仕方ないかもしれません。

生理中の胸の張りとの違い

胸が張るのは、妊娠する前からも生理前に経験している人も多いかもしれません。
生理前に胸が張るのも妊娠中に胸が張る原因も同じです。
女性ホルモンの一つである黄体ホルモンの分泌量が増えることによって乳房の乳腺が活性化させ、血管の膨張などによって内側から圧迫されるようになります。
その結果、胸が張ったり痛みを感じるようになるのです。

けれども生理前に胸が張る場合は、生理が始まれば黄体ホルモンの分泌が減少するので、胸の張りが治まっていきます。

妊娠初期の胸の張りはいつまで

妊娠している場合は、妊娠継続のため黄体ホルモンの分泌が長い期間続きます。
そのため、妊娠初期の胸の張りはなかなか治まりません。

妊娠初期の妊娠13週頃になると、胎盤が形成され始めます。
胎盤が形成されると黄体ホルモンの分泌も徐々に減少していきます。
この時期になると胸の張りが徐々に治まっていくようです。

ゆっくり冷やす

胸が張って熱を持っている感じがしたら、胸を冷やしてみると良いでしょう。
冷やすと言っても氷のようなとても冷たいもので急激に冷やすのではなく、水に濡らしたタオルを胸に巻いて全体をゆっくりと冷やしましょう。
急激に冷やしすぎて身体が冷えてしまうのは、妊娠中のマイナートラブルを引き起こす原因になったり、血流が悪くなって赤ちゃんにも悪影響が出ることがあります。
必要以上に冷やさないように気をつけましょう。

痛みを和らげるアンダーウェアを選ぶ

締め付けられないようにゆるい下着を着用するのも良いでしょう。
マタニティブラジャーのような、妊婦さん用に設計されたブラジャーを使うことも良いかもしれません。
妊娠が進んでいくにつれ、ほとんどの妊婦さんのバストサイズはアップしていきます。
産後の授乳準備として、乳腺がどんどん発達していくからです。
そのため、普通のブラジャーではバストを締め付けてしまい、乳腺の発達を妨げてしまいます。

最も理想的なのは、通常のサイズのブラと妊娠中に大きくなった時専用のブラの2種類あるのが望ましいです。
締め付けすぎて胸の血流が悪くなると胸の痛みや張りがさらに悪化しやすくなります。
妊娠期間中だけでなく、産後でも胸の張りには悩まされることがあるので、早めに準備すると活躍する機会も多いでしょう。

張りを和らげるマッサージ

妊娠初期には向かない対処法ですが、胸が張って痛みが苦痛という時は、優しくマッサージをすると和らぐことがあります。
乳房を手で包むようにしたら、時計回り、反時計回りにゆっくりとマッサージしましょう。
胸の張りの原因になる乳腺の詰まりや血管の流れを改善することが出来ます。

妊娠初期の場合は、あまり力を入れてマッサージしない方が良いでしょう。
乳房を刺激すると子宮が収縮する可能性もあるので、安定期に入るまでは流産の危険性もあります。
この方法は、安定期に入っても胸の張りが続いていたり、妊娠後期に胸が張るようになった時の対処として行うと良いでしょう。

胸の張りに違和感を感じたら健診時に相談を

妊娠するとホルモンの影響で、少なからず胸の張りなど影響が出てくることがあります。
多くの場合は、自然と治まりますが、中には乳腺炎が発生していたり、思わぬ病気を発見したりする可能性があります。

乳腺炎は主に授乳中の方がなる病気ですが、妊娠中になることももちろんあります。
胸が張る時は、乳腺が大きく発達しているためです。
これは同時に乳腺が詰まって炎症を起こす可能性もあります。

妊娠後期では、生まれてくる赤ちゃんのために体の中で母乳が作れるように身体も準備を始めます。

原因不明でいつまでも胸が張る状態が続いていたり、いつもと違う胸の張りを感じたりしたときは、すぐに病院に相談するようにしましょう。

 - 妊娠