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妊婦帯・マタニティガードルは必要?

      2016/04/15

古くから妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に、赤ちゃんが無事に生まれ、健やかに育つようにと願う安産祈願のために妊婦のおなかに腹帯を巻く儀式がありました。
そのため日本では妊婦帯やマタニティガードルといった腹帯があります。
基本的には縁起物の類です。
必ずしなければならないというものでもないです。
産婦人科医も積極的に勧めることはないでしょう。

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妊婦帯、ささえ帯、腹帯、マタニティガードル

腹帯には大きく2つの役割があります。
1つ目は「母体を冷えから守ること」です。
腹帯を巻いていれば腹部の冷えを緩和することが出来ます。
妊娠中の体は部位によって温度差が生じてしまう為、上半身は暑いくらいでも下半身(腰まわりなど)は比較的冷えている場合が少なくありません。
冷えることは母体にも胎児にも好ましくありませんので注意が必要です。
2つ目は「大きくなったおなかを支える」です。
妊娠後期に差し掛かると、今まで目立たなかったおなかが、胎児の発育と共に徐々に大きく膨らみ始めます。
大きなおなかを支えるのがつらいという人は、腹帯をつける事によって、うまく体のバランスを取れるようになります。
妊娠すると多くの人が悩まされる腰痛はお腹が大きくなったことによってそれを支えるために姿勢が悪くなることが原因とも言われています。
体のバランスを整えることで、妊娠中の腰痛を緩和させ、産後の筋肉や皮膚を妊娠前の状態に戻りやすくするという働きもあります。
マタニティガードルは、ショーツと一体になった腹帯のようなものです。
働いている方や妊娠中期からの使用がおすすめです。

マタニティショーツ

腹帯を似たような物にマタニティショーツがあります。
これは、お腹をすっぽり覆うように全体的にゆったりとした作りになっているショーツです。
おへその上まで生地があって股上が深く、ゴムも緩めでお腹をしっかりカバーし、主に冷えから守る役割をしてくれます。
妊娠中は子宮が大きくなってお腹の皮膚も徐々に薄く、そして血管が押さえつけられるので血流も悪くなり、お腹を出したままだと、冷えてしまいます。
お腹が大きいのに小さなショーツを無理して穿くと、ウエストのゴムがお腹を圧迫するので、赤ちゃんにもよくありません。

妊娠中は骨盤がゆるくなるために腰痛や股のあたりが痛くなることがあります。
妊娠後期にもなるとお腹の重みを支えるために体を反って辛くなるかもしれません。
こういった腰痛対策として腹帯を利用する人がいます。
長時間立っている時などは腹帯をすると楽になります。
腹帯をきつく巻き過ぎたり、窮屈だったり、不快感があったり自分に合わないようであれば無理にすることはないです。

似たようなもので骨盤を支えるベルトもあります。
腰痛や足の付根に違和感がひどい時は骨盤ベルトの利用も検討してみると良いでしょう。

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