妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

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マタニティスイミングは出産時の会陰切開の確率を下げる

      2017/08/11

マタニティスイミングとは妊娠16週ぐらいから始められるスイミングです。
スポーツクラブの中でも助産師のスタッフがいるところでは、マタニティスイミングを行えるところがあります。
マタニティスイミングは妊娠中毒症の原因になる太り過ぎを防いだり、安産のために適度な運動として産婦人科医に勧められることもあるマタニティケアです。

出産のためには体力が必要

出産するときには陣痛が来てから分娩台にあがり、そこから何回もいきんで赤ちゃんが産まれます。
陣痛があれば自然と産まれるもイメージがありますが、陣痛の強さも出産にかかる時間も人によって異なります。
陣痛が強くて痛みに耐えるだけでも体力を消耗してしまったり、弱い陣痛で予想以上に出産が長引いてしまい、何回もいきまなければならず体力が持たないこともあります。

長時間出産に耐えるだけの体力が足りなかったために、産まれた瞬間に意識がもうろうとしてしまい感動の薄いものになってしまったというのはよくある話です。

出産にはどれくらいの体力が必要

大体2時間歩いても疲れない程度の体力があった方が良いと言われているようです。
臨月になる頃には2~3時間程度のウォーキングをしている妊婦さんは多いようですね。
ただ、いきなり2時間も運動すると身体に障るので、最初は30分ぐらいから徐々に時間を増やしていく方が安全です。

会陰切開を防ぐ

初産だった場合、出産する際に赤ちゃんが出やすくなるために会陰を切開する確率が高くなります。
傷を広げないためや安産のためには必要な処置なのですが、会陰切開すると産後1週間ほど痛みに悩まされることになります。

医療器具 ピンセット ハサミ
出産する時に赤ちゃんが出口で詰まってしまった時など、会陰切開を行う事があります。 会陰切開は珍しい処置ではなく、多くの妊婦さんが経験します。 出産時は陣痛の痛みが激

マッサージやマタニティスイミング

そのため、妊娠中期ころから会陰マッサージをする妊婦さんは多いです。
マッサージに加えてマタニティスイミングをすると、切開確率がぐんと下がります。
マタニティスイミングで平泳ぎで泳ぐ時に足を大きく開きますが、この動作が会陰を柔軟にして伸びやすくしてくれるそうです。
大体7割くらいの人が、マッサージと水泳を組み合わせて切開せずに出産できていると言われています。

オイル
初めての出産の場合、高い確率で会陰切開が行われます。 赤ちゃんが産道を抜けて出てくる時は赤ちゃんの頭が大きいために会陰が伸びて出口を大きくします。 この時に会陰が固く伸びが悪い

マタニティスイミングはストレス解消や太り過ぎ防止になる

妊娠中にストレスが溜まりやすいのは、身重になったことで動きづらくなったためという説もあります。
身体を動かして運動することは、有効なストレスケアの一つです。
運動を続けている人は、運動をあまりしない人に比べると、ストレスに対しての対応力があることが明らかになっています。

スイミングはダイエットでも取り入れられているほど、泳がなくても体重管理に効果的な方法です。
クロールで泳ぐのはもちろん、水中を歩くだけでも陸上よりも身体に負荷がかかるので消費するカロリー量も増えます。
クロールで1時間泳ぐことで約900~1300kcal、
平泳ぎで1時間泳ぐことで約550~600kcal、
水中ウォーキング1時間で約200~400kcal、
になります。

マタニティスイミングをする時の注意

マタニティスイミングは健康な妊婦さんならば妊娠16週ぐらいから誰でも始めることが出来ます。
スポーツクラブでも助産師や看護師が常駐しマタニティスイミング教室を実施しているところもあるので、そういった所に通えば何かあった時でも安心できます。
マタニティスイミングに限らず、運動をするタイミングは必ず担当医師に相談して許可が下りてから始めるようにしましょう。
自分自身のその日の体調を見極めてから無理のない範囲で運動をすれば、出産に向けた体力作りができるので、近くにプール施設があるなら、ぜひチャレンジしてみてください。

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