妊婦さんと赤ちゃんとつわり

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吸引分娩で保険が適用される場合とされない場合がある

      2017/06/05

妊娠の経過が人によって違うように、出産の状況も人によって変わってきます。
最も大変な例は、帝王切開になるケースでしょう。
赤ちゃんが出てこない難産の場合に用いられる処置です。

ただ、帝王切開にならないまでも、もう少しで出られるのにその「もう少し」から全然進まないという状況もよくあります。
そんな時に、助産師さんが道具をつかって赤ちゃんを引っ張って出します。
それが吸引分娩や鉗子分娩です。

どんな時に吸引分娩になるの?

倒れる

吸引分娩や鉗子分娩は、分娩の終盤に行われます。
難産というと、分娩にかかる時間が長かったという話を聞くことが多くないですか。
分娩が長時間にわたると、いろいろな問題が起こり、お産が難しくなってしまいます。

・分娩が長時間にわたるとお母さんの体力が消耗しすぎてしまう。
・お母さんの体力が持たず、力強くいきめなくなってしまう。
・陣痛が弱くなって、いきんでも赤ちゃんが出てこられない。
・赤ちゃんの状態が急変してしまう(心音が低下してしまうなど)。

これらの状況になった時に吸引分娩や鉗子分娩などの処置が行われます。
特に、赤ちゃんの心音が低下したなどの緊急事態では、赤ちゃんを守るために強引に引っ張り出さなければならないので吸引分娩や鉗子分娩が行われます。

吸引分娩は、吸引カップで赤ちゃんを引き出す分娩方法です。
赤ちゃんが頭だけ出していて体が出てこない時に、金属やシリコン製カップを頭に吸着させて赤ちゃんを引っ張り出します。

この時、赤ちゃんの頭が吸引できる位置まで下がっていれば吸引分娩が行われます。
もし吸引分娩がうまくいかない場合は、より強い力で引っ張れる鉗子分娩、もしくは帝王切開がおこなわれます。

帝王切開ほど高額にはなりませんが、吸引分娩や鉗子分娩も通常の分娩費用とは別に処置費用がかかります。

吸引分娩の費用は?

費用
帝王切開や吸引分娩などの異常分娩になると、施術費用が出産費用に上乗せされます。
帝王切開になると10万以上かかるケースが多いですが、吸引分娩はそこまで高額になることはありません。
上乗せされるのは2万~3万円程度が一般的です。
分娩にかかる平均的な費用をあらかじめ知っておくと、いざ出産した時に大体の予想がつきやすくなります。

大学病院
出産にかかる費用の内訳明細には概ね以下の項目があると思います。 産院によっては違う科目名で明細に表記されているかもしれません。 入院費 入院日数により異なります。

吸引分娩や鉗子分娩は、自然分娩の延長として行われることもあれば、緊急帝王切開のように医療行為として行われることがあります。
医療行為として行われた場合は、異常分娩となります。
異常分娩の場合は、保険が適用されるので費用を抑えられたり、民間の保険に加入していれば手当金をもらうことができます。

吸引分娩で保険が適用される場合とされない場合がある

吸引分娩は基本的に医師が医学的にみて危険だと判断して行われます。
この場合は、異常分娩とされて、健康保険の対象になります。
ただし、危険だとはいえないながらも安全のために吸引分娩を行い、結果的に正常分娩になるような場合は、健康保険が適用されない場合があります。
正常分娩の場合は自費負担になります。
健康保険が適用されるかどうかは分娩の領収書の明細で異常分娩か正常分娩か書かれているので確認することができます。

民間の保険から手当金をもらうには、加入している保険が吸引分娩による異常分娩も保障の対象になっているか確認しておく必要があります。

加入している医療保険の医療特約は要確認

書類とペン
吸引分娩になった場合、生命保険や医療保険に加入していれば、入院給付金や手術給付金というかたちで保険がおりることもあります。
特に健康保険が適用されている場合は病名がついているはずで、支払われる可能性が高くなるようです。

加入料金の高いプランやいろんな特約へ加入するのに抵抗を感じるかもしれませんが、吸引分娩に関しては、女性特約などに加入しておいた方が得になる場合があります。
かんぽの生命保険などで一番安いのにすると、異常分娩に対しては支払いがないケースが少なくありません。
普通分娩(自然な出産)はもちろんのこと、それにともなう通常の範囲の会陰切開や会陰裂傷に対しても支払われないケースがほとんどです。
また、女性疾病特約でも入院給付金は出るとされていても、「一泊以上の入院」という項目が付記されていた場合、保険扱い入院が1日だけでは給付されないこともあります。
「吸引分娩術」に対する手術給付金も「医療特約」などでそういう契約をしていないと支払われません。

吸引分娩などは想定外の事態に行われる処置です。
保険に加入している場合は医療特約の内容は確認しておくと良いでしょう。

【PR】出産の備えは十分ですか?

出産するには、切迫早産や帝王切開などのリスクがあります。
統計では、出産した人の20%程が帝王切開で出産しているそうです。
帝王切開などの異常分娩のときは、入院給付金や手術給付金として保険金がおりることがあります。

けれども、キチンと内容を確認しないで保険に入ると肝心な時に保険がおりないこともあります。
保険法が改正されたことで、それまで同じ内容だった医療保険も、内容も価格も異なる様々な医療保険が販売されるようになりました。
つまり、自分にあう保険は自分でしっかりと選ばないと損をしてしまうのです。

けれども種類が多い保険を、個人でそれぞれ比較するのは大変です。
そこで、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つ保険のプロに相談し、今の状況や自分の希望に沿った保険をピックアップしてもらうことが大切なのです。
最近ではしつこい勧誘に対して、相談所が厳しくチェックするところも増えているので、相談したら勧誘の電話が鳴り止まないなんてことも無くなりました。
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