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くしゃみや咳をしただけで尿もれ?破水の可能性もあるから気をつけて

      2017/07/21

くしゃみ

妊娠する前では、ほとんど経験することがないであろう尿もれを、妊娠してお腹が大きくなってからでは頻繁に経験することになります。
尿もれとは、自分の意思とは無関係に突然尿が出てしまうことです。
大笑いした時や、くしゃみ、咳をした時などお腹に大きな力が入ってしまった時に、漏れ出してしまうことが多いようです。

尿もれをなるべくしないようにするにはどうすれば良いでしょうか。
また、尿もれに隠れて破水してしまうこともあります。
尿もれしてしまった時や、破水したときについて紹介します。

なぜ尿もれする?

女性の尿道は、太く短くなっていて、出口に直線的に伸びているので、尿もれがしやすい構造になっています。
そして、妊娠中期以降のお腹が大きくなった妊婦さんは、子宮に膀胱を圧迫されてしまうために、ちょっとしたことで尿もれが起こってしまいます。

くしゃみや咳をしただけで尿もれしてしまうのは、妊婦さんなら良くあることで、妊娠週が進むにつれてその傾向が顕著になります。
子宮による膀胱の圧迫以外にも、分娩が近づくにつれて、子宮口付近の筋肉が緩んでしまい、それにつられて膀胱の筋肉も全体的にゆるみがちになってしまうからです。

尿もれを防ぐには?

ウエスト
尿もれを予防するには、骨盤底筋群を鍛える方法があります。
骨盤底筋は骨盤の一番下にあって、膀胱、子宮、直腸など下腹部の臓器を支えている筋肉の総称です。
これらの筋肉が子宮を支えて膀胱を引き締めているので、弱ってしまうと尿もれが頻繁に起こってしまいます。

安産体操の中に、骨盤底筋や股関節を鍛えたり、柔らかくする体操があります。
これらを柔らかく鍛えておくと参道が広がりやすくなり、お産もスムーズに進むからです。
運動不足のままだと体力も低下してしまい、出産時や出産後に体力不足になってしまうかもしれません。
普段から運動していない人や、体力がない人、身体が硬い人は、すこしずつストレッチをすると良いでしょう。

ただし、お腹が張る時や痛みがあるときは行ってはいけません。
また、ストレッチ中に張りや痛みを感じたら中止しましょう。
医師から安静の指示が出てる場合も、しっかり安静にしましょう。
無理をせずに自分の身体に合う量をするようにしましょう。

ストレッチ
妊娠すると運動がしづらい時期が続いてしまいます。 特につわりの時期などは気持ち悪くて運動どころではなくなります。 ですが、運動不足のままだと体力も低下してしまい、出産時

尿もれの対策は

尿もr対策として、生理のナプキンと同様に下着に貼り付けるタイプの尿もれシートやパッドなどのグッズがあります。
尿もれは、どんな妊婦さんで起こる当たり前の現象で、いつ起こるかわからいので、こういったグッズを用意しておくと安心です。
外出などでで不安な時は、利用してみてはどうでしょうか。

生理ナプキンでも代用できますが、専用パッドは吸収力や消臭効果もしっかりしているので、やはり専用パッドを選んだほうが、より快適に過ごせるのでオススメです。

尿もれだと思っていたら破水だった

くしゃみや咳などの衝撃で尿もれをしてしまいますが、稀に尿もれではなく破水している場合があります。
破水には、状況や個人差によって出る量が違ってきます。
いきなり大量の羊水が出る場合もあれば、少量でジワジワとしか出ない場合もあります。

尿もれやおりものと判断しづらい高位破水という破水もあります。
このような破水は、尿もれだと思ってしまって、破水していて気づかないまま過ごしてしまい、赤ちゃんの細菌感染のリスクが高まってしまうこともあります。

では、尿もれと破水を見分けるには、どんなことに注意すればよいでしょうか。

尿もれと破水の見分け方は?

くしゃみで漏れてしまうと言っても、所詮は一時的に膀胱を締める筋肉が緩んでしまったに過ぎません。
膀胱周辺の筋肉に意識を集中して、自分の意思で締めるようにすれば、尿を止めることができます。
破水の場合は、出ているものが尿ではないので、自分の意思で止められるものではありません。

漏れていることに気づいてからも、ずっと少量ずつ出続けている場合は、破水を疑ったほうが良いでしょう。

臭いや色でも判断できます。
尿だった場合は、アンモニアなどの若干に臭いがでることがありますが、破水したときには臭いはありません。
色も尿だったら黄色みがかかったりしますが、破水は無色です。

破水は放っておくと、細菌感染の危険があります。
どちらか判断がつかないときは自己判断せず、かかりつけの産婦人科に連絡しましょう。
自分が安心するためにも、いつもと違うなと感じたら病院へ連絡しましょう。

出産後には治る?

妊娠中になりやすい尿もれは、子宮がお大きくなって膀胱が圧迫することが原因だと説明しました。
それならば、出産して子宮が元の大きさに戻る産後には、尿もれは治るのでしょうか。

産後は別の理由で、また尿もれが起こります。
子宮を支えていたり、膀胱を締めるために骨盤底筋という筋肉があります。

この骨盤底筋は、出産の際に引っ張られたり切れたりして、傷んでしまいます。
通常よりも出産に時間がかかったり、体の大きな赤ちゃんだったり、吸引分娩や鉗子分娩で急激な力が加わったりすると、骨盤底筋を傷つける可能性は高まります。
こうした無理な出産で傷ついた骨盤底筋は、産後に身体を休めることで徐々に回復しますが、なかなか完全というわけにはいきません。

骨盤底筋が弱ってしまうと、それは、子宮を支える力や膀胱を閉じる力が弱まってしまうということなので、尿もれもしやすくなってしまいます。
尿もれ、もっと酷い状態になると子宮が外に飛び出す子宮脱という症状にもなってしまいます。

産後1ヶ月は床上げと呼ばれるように、産後は十分に身体を休ませてあげましょう。

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