妊婦さんと赤ちゃんとつわり

妊婦さんのつわり対策

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妊婦さんに怖い食中毒、つわりと間違えやすい症状に注意

      2017/08/07

腹痛

妊娠すると免疫力が下がるとよく言われているので、インフルエンザや風邪には注意している人は多いと思います。
ですが、インフルエンザや風邪よりも怖いものがあります。
それは食中毒です。
インフルエンザや風邪はお母さんは苦しいですが、お腹の中の赤ちゃんは意外にもそれらから守られているので影響は少ないのです。
ですが、細菌性の食中毒は母子感染する恐れがあります。
最悪の場合、流産や死産が起こりえます。

なぜ食中毒が怖いの?

食中毒は、主に有害な細菌を含む生野菜や乳製品、肉や魚介類などの食品を食べることで体調不良になってしまうことです。
主な症状には、嘔吐や腹痛、下痢、発熱などがあります。
妊婦さんの場合、免疫力が低下していることで、食中毒にかかりやすい危険性が普段よりも高いのが困るところです。
妊娠中、特につわりの時期だと、つわりの嘔吐と間違えてしまうことも多いので発見が遅れてしまうことがあります。

食中毒の怖い所は、細菌が胎盤を通して胎児にも感染してしまうことです。
お母さんの症状が軽かったとしても、胎児には強い影響が出ることがあります。

妊娠中に気をつけなければいけない食中毒は

リステリア菌

チーズ
妊婦さんの場合、まず気をつけなければいけないのは、健康な成人と比べておよそ20倍も高い感染リスクがあると言われているリステリア菌です。
免疫力が低下しているので症状が重くなることがありますが、症状が軽いケースもあるようです。
ただ、お母さんの症状が軽くても胎盤を通して胎児にも感染してしまいます。
新生児が髄膜炎・敗血症になってしまう可能性があり、最悪なケースになると胎児の流産・死産の原因にもなります。

リステリア菌は生肉や魚介類などにも含まれますが、チーズなどから感染することもあります。
ただ、これらはしっかりと加熱処理が施されていないケースで、宅配ピザに使われているチーズや日本で製造され販売されているチーズは、しっかりと加熱処理や衛生管理がされているので安全です。
気をつけるべきは、海外で製造されたナチュラルチーズなどです。

チーズ
妊娠すると普段以上に疲れを感じやすくなってしまい、夕方になると身体の気怠さもピークになってしまうことも。 そうなってしまうと夕飯を作るのも億劫になってしまい、時々はサボり

カンピロバクター

妊娠したらレバーは食べてはいけないと聞いたことがある人がいるかもしれません。
妊婦がレバーを食べてはいけない理由は2つあります。

食中毒のリスクがある

レバーの生食は食中毒のリスクの観点からもオススメできません。
食中毒全般を予防するために言えることですが、肉の生食は妊娠中は避けたほうが良いでしょう。
特に鶏肉やレバーの生食は、カンピロバクターの食中毒を引き起こします。

カンピロバクターは、脳や脊椎の髄膜に細菌などが増殖して炎症を起こす病気で死亡率も後遺症の発生率も大変高いものです。
母親がカンピロバクター感染時、胎児に影響が出る確率は15~20%と言われています。

ビタミンAを摂りすぎてしまう

レバーには、妊娠中に摂りすぎてはいけない栄養素であるレチノール(ビタミンA)がたくさんあるからなのです。
妊娠中の女性がビタミンAを過剰摂取すると、赤ちゃんの先天性異常が発症するリスクを上げてしまうためです。
レバーの他にもサプリメントなどで摂りすぎてしまうこともあります。
妊娠中にサプリメントを飲む時の注意点については以下の記事を参考にしてください。

サプリメント
つわりでご飯が思うように食べられなくて、栄養が足りているか心配。 妊娠する前に比べて疲れやすくなった気がする。 休んでも中々疲れが抜けない、体調が優れないという方は身体の中

トキソプラズマ

もう一つ注意しなければならないのはトキソプラズマ症です。
これも他の食中毒と同じように生肉や生野菜など加熱処理をしていない料理を食べることで感染するものです。
食中毒とは言っても、下痢や嘔吐が症状として現れることは少なく、首の横のリンパ腺が腫れたり、熱が出たり、風邪に似た軽い症状がでます。
症状が出ないケースもあるので、これも発見しづらい感染症です。
ただ妊婦健診などの血液検査でトキソプラズマの検査項目がある場合もあるので、気になる人は検査してもらうと良いでしょう。

妊娠中に感染すると赤ちゃんが水頭症や網膜炎になるリスクが生じます。

猫
妊婦が猫に触ると流産するというような話を聞いたことがある人もいるかもしれません。 犬や猫など、ペットを飼う家庭も少なくないですが、妊娠中に猫を飼う時は注意が必要です。 妊娠する

わかりにくい胃腸炎と食中毒

つわりの時期など嘔吐する機会が多いと、病気の症状として嘔吐が含まれているものに気づきにくくなってしまいます。
胃腸炎や食中毒など、症状に嘔吐や下痢を伴う病気もあるので、妊娠初期などで嘔吐が酷い場合は、妊婦健診時に医師に相談すると良いかもしれません。
また、妊娠中期や後期になっても胃腸炎や食中毒のリスクが無くなったわけではないので、普段の生活でも注意しましょう。
冬によく流行する胃腸炎も、手からウィルスに感染することが多いので、外から帰ってきた時は手首まで洗うように徹底して防ぎましょう。
食中毒のほとんどの原因は、生肉や生野菜、魚介類などの生食が主な原因です。
料理をする場合は、まな板や包丁を清潔にして、よく火を通して調理するようにして防ぎましょう。

胃炎
つわり中はお腹が空いた空腹の時や匂いによって吐き気を感じる人が多いです。 時には短時間に大量に吐いてしまい、吐きすぎてお腹が痛くなるということもあります。 つわりだから
ウィルス
冬といえばインフルエンザや風邪のようなウィルス性の病気が流行するシーズンです。 妊娠すると免疫力が落ちると知られているので、インフルエンザや風邪などに注意している妊婦さん

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