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つわりと似ている胃腸炎、対策は?

      2017/07/21

胃炎

つわり中はお腹が空いた空腹の時や匂いによって吐き気を感じる人が多いです。
時には短時間に大量に吐いてしまい、吐きすぎてお腹が痛くなるということもあります。
つわりだから仕方ないと思いがちですが、場合によっては胃腸炎の可能性もあるので注意が必要です。

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つわりと胃腸炎の違いは

胃腸炎はウィルスや細菌の感染が原因となって吐き気や嘔吐、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気です。
胃腸炎の特徴として発熱が見られることがあります。
一般的にはつわりでは発熱することはありません。
そのため、発熱するならばウィルス感染の可能性が高いです。
全身に倦怠感を感じたり、ぐったりするような場合は、脱水症状も考えて早めに病院で受診した方が良いでしょう。

妊娠中だと気になる胎児への影響は

ウィルス性の胃腸炎として有名なノロウィルス。
胃腸炎の中でも下痢や嘔吐の症状が特に酷いので、胎児への影響が心配になってしまいますが、これほどの症状でも赤ちゃんへ影響を及ぼすことはありません。
ただ、赤ちゃんはしっかりと守られていますが、お母さんは全く守られていないので、やはり注意は必要です。
ウィルスは触った手から口に入ることが多いので、手洗いは徹底しましょう。
11月~3月頃の冬の時期に流行するので、特に注意しなければなりません。
妊婦さんにとって怖いのは、ウィルス性の胃腸炎よりも食中毒です。

妊娠期間中は食中毒に注意

胃腸炎はウィルス性の他に、食中毒などによってもなることがあります。
食品に食中毒を引き起こす細菌が含まれていた場合は、食中毒になってしまいます。
生牡蠣などは食中毒を起こしやすいので妊婦さんは避けたほうが良いとよく言われるのはこのためです。
一般にウイルス性に比べて食中毒などの細菌性のものの方が症状は重篤です。

ウィルス
冬といえばインフルエンザや風邪のようなウィルス性の病気が流行するシーズンです。 妊娠すると免疫力が落ちると知られているので、インフルエンザや風邪などに注意している妊婦さん

胃腸炎には特効薬がない

妊婦だからではなく、普通の人でもウイルス性胃腸炎にはインフルエンザなどと異なり有効な抗ウイルス薬がないので主に対症療法になります。
細菌性の胃腸炎は抗菌薬(抗生物質)の投与ができます。
対症療法としては吐き気に対しては吐き気止めが用いられます。
下痢に対しては下痢止めを使っても治療期間は変わらないとの報告が多く、強い下痢止めは使わない方がよいでしょう。整腸剤である乳酸菌製剤(ビオフェルミン、ラックBなど)程度が望ましいです。

水分補給は大事、ただしペースはゆっくりと

水を飲んで吐いてしまう時は

胃腸炎の主な症状は、腹痛、嘔吐、下痢、発熱、胃痛などです。
胃腸炎を発症して最初の頃は何も食べないようにしましょう。
また少しの水を飲んでも、受け付けずにすぐ吐いてしまうことがあります。
脱水症状が気になるからと水を飲んでしまいがちですが、この場合は、かえって嘔吐を繰り返し逆効果になってしまいます。
嘔吐してすぐは水も飲まないで、しばらく様子を見た方が良いでしょう。
嘔吐が治まってきたら、少しずつ水を飲んでいきます。
大事なのはゴクゴクと飲まないことです。
一気に水を飲んでしまうと嘔吐の原因にもなってしまいます。

つわり
妊娠初期の症状によくあるつわりで最も多いのは吐きつわりです。 ですが普段吐いた事のない人も多く、吐き方がわからないという人は多いのではないでしょうか。 つわりで気持ち悪

水分補給は経口補水液が理想

理想は1リットルの水に砂糖大さじ4杯半程度(40g)と塩小さじ半(3g)を混ぜた経口補水液ですが、特にこだわる必要はないです。
スポーツドリンクでも麦茶やジュースでも良いです。
大事なのは水分を摂るペースです。
細かく分けて飲む事が重要です。

様子を見た後でも水を受け付けない、少しの水を飲んでも吐いてしまう場合は、脱水症状が進んで重篤になる場合があります。
速やかに医師の診察を受けて点滴などを処方してもらいましょう。

つわり
つわりがひどい人は、食べ物を食べるのがつらいどころではなく、水を飲むのもつらい。 つわり中は胃もたれのような状況になりやすく、どんなにたくさん水を飲んでもすっきりしない。

まずは消化に良いものから食べる

最初は無理しない

水分補給が満足できるようになってから、食べるようにしましょう。
まず、胃腸を休めるため普通の食事をしないこと。
ちょっとでいいので消化にいいものを口にしておきましょう。
お茶、さらさらの重湯、コンソメスープ、野菜スープなどが最初に口にするものの候補になります。

避けたほうが良いのは

乳製品(牛乳、ヨーグルト)、冷たいもの、果物、甘すぎる飲み物(栄養ドリンク)などはまだ食べてはいけません。
柑橘類(ミカン、グレープフルーツなど)のジュースや炭酸ガス飲料、コーヒーなどは胃に対する刺激が強く、牛乳やミルクなどの乳製品は消化が悪いため両者とも避けた方が良いでしょう。
腹痛が改善し、下痢や吐き気が落ち着いてきたらおかゆや野菜スープ、うどん、ヨーグルトや豆腐など消化に良い食べ物が望ましいです。

うどん
つわりになると味覚が変化することもあって、塩辛いものや酸っぱいものが欲しくなったりします。 めんつゆの甘酸っぱさで食べるうどんなどはつわり中でも食べられるということで妊婦さんの中

1回の食事量も少なめに

食事の回数は1日5~6回に分ける事により1回あたりの食事量をおさえて下さい。
また食材は細かく切って、よく煮込んでやわらかくし、胃や腸に負担を掛けないようにして下さい。さらに脂肪の多い食事や菓子類、繊維質に富む野菜、キノコ、こんにゃく、海草は下痢を起こしやすいので避けましょう。
また腸管壁に刺激を与える香辛料、ニラやニンニクなどの刺激の強い野菜も胃腸炎が治るまでは食べない方良いでしょう。
胎児への栄養の点で心配ですが、お母さんが回復する体力をつけるためにも、まずは胃腸に優しい食べ物から食べることが大事です。

胃腸炎は「胃腸の風邪」と呼ばれるように、人から人に感染する病気です。
そのため風邪対策と同様にマスクや手洗いは必須です。
ウイルスは加湿にも弱いので、冬など乾燥する季節は加湿と空気の清浄も忘れないようにしましょう。

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