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不妊症は体質?体質を改善するためには

      2017/07/30

漢方薬

仕事をしている女性は、生活習慣も不規則になりがちで、知らず知らずのうちに身体に負担をかけている場面もしばしばあります。
身体の負担が蓄積することで、いざ妊娠しようと思った時に、妊娠しづらい、妊娠しない体質になっていることもあります。

無理なダイエットや生活習慣が乱れても、大きな病気になることはないので気づきにくいですが、子宮周りの働きが弱くなってしまっていることも多いです。
妊娠しにくい体質にはどんな特徴があるのか。
また体質を改善するにはどうすれば良いでしょうか。

妊娠しにくい人の特徴は

冷え性の人

妊娠しにくい人によく見られる特徴として、冷えがあります。
身体が冷えると血行が悪くなり、新陳代謝が落ちます。
そうなるとホルモンバランスが乱れやすくなってしまいます。
女性ホルモンの乱れは、排卵障害や無排卵などにつながってしまいます。
男性に比べると血管が細く、筋肉量も少ないことから、女性は冷え性になりやすいので、手首や足首などの大きな血管が通る部分を温めると良いでしょう。

生理が不安定な人

生理は一般的に25~38日周期で毎月来るものです。
これらの周期が短い、あるいは長い状態だと、卵巣の状態が悪い、排卵が起こっていないなど不妊につながる要因が起こっている可能性が高くなります。
また、生理が不安定であると、排卵日の特定ができなくなってしまうので、夫婦でのタイミングも取れないためチャンスを逃してしまうことにもなります。
冷え性に悩まされている人は、生理が不安定になりやすいと言われています。
また、日頃から生理不順を放っておくと、慢性化してしまい卵巣の機能がより弱くなってしまいます。

妊娠しづらい体質改善と漢方は相性が良い

妊娠しづらい体質とは、血流が悪くなったことによる女性ホルモンの分泌が弱くなったり、卵巣などの女性器官の働きが鈍くなってしまっていることが原因です。
妊娠しにくい体質がありますが、これらはハッキリとした病気ではないので、対応する薬が存在しません。

そこで、身体本来に備わっている自己治癒力を高めて、身体全体の調子を整えて体質を改善する漢方薬を用いる人が多いのです。

なぜ漢方?

漢方薬2
漢方薬は、植物の根や茎、葉などから作られています。
化学合成が主流の西洋薬に比べると、より自然に近い形からの摂取になります。

そのため、漢方薬は体質をすぐに改善する即効性なく、効き目も穏やかです。
比較的副作用も少ないので、利用しやすい薬だと言えます。
ただ、副作用がまったくないわけではなく、間違った処方をすれば身体に悪影響が出ることもあります。
漢方薬といえども自己判断での服用は避けましょう。

体質の改善をする

漢方は基本的に体質を改善して治療する方法です。
病気になったら、まずは病状を抑えて、病気になりにくい体質に改善するのが一般的です。

妊娠しにくい体質でも同じで、徐々に妊娠しやすい身体を作っていきます。
また、現在妊娠の予定がなくても体質改善は、将来に向けて効果的な体づくりにもなります。

体質改善はすぐにはできずに時間がかかってしまいます。
ある程度根気をもって取り組む必要があるでしょう。

妊活でよく使われる漢方薬

女性に処方される漢方薬には、以下のような物が多いです。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

身体を温め、血行を促進させます。
それによって卵巣機能を改善させホルモンの分泌を促し排卵を助ける効果が期待できます。
他にも冷えや貧血などにも効果があります。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、

血行を良くし、のぼせや冷えといった熱のバランスを整える効果があります。
冷えは卵巣の機能を弱め、ホルモンの分泌が鈍くなってしまうので、それの改善に期待ができます。

・芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

生理痛などの鎮痛薬として使われることが多い漢方薬です。
芍薬甘草湯も排卵障害に有効とされています。
排卵障害はテストステロンと呼ばれる男性ホルモンやプロラクチンが多すぎることが原因の場合があるのですが、芍薬甘草湯はこれらのホルモンの分泌を抑える作用があると言われています。

漢方薬といえど医師の処方は必要

ドラッグストアやインターネットでも漢方薬は簡単に手に入ります。
しかし漢方薬は複数の生薬を複合した薬です。

漢方薬を使用するうえで難しいことは、総合風邪薬のように、この漢方薬ならば必ず効果的だとは限らないということです。
その時の状態によっても違いますし、症状にぴったり合う薬でないと症状はあまり改善されないのです。
漢方薬は西洋薬に比べて副作用の程度も軽く頻度も少ないですが、全く無いわけではありません。
症状に合わない薬を飲めば、漢方薬といえども胃腸障害やむくみ、血圧が上がるなどの副作用が起きたり、体質によっては服用中に身体の不調が起こることもあります。
最近では不妊治療に用いられることも多くなり、クリニックなどでも処方してもらえるところもあります。
漢方薬と言うのはその人の症状に合わせて効果のある薬草を組み合わせたものですので、医師による診断を受け、処方された漢方薬が一番です。

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