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つわりの吐き気や妊娠中の冷えに効く生姜、でもどうやって摂れば良い?

      2017/08/17

つわりに生姜が良いというのは良く聞きますね。
生姜には吐き気を抑える作用があり、漢方薬でも生薬として使われています。
海外でもクラッカーとジンジャエールはつわりの定番アイテムとして親しまれています。
冷えにも良いと言われているので妊娠中には生姜を摂りたいけれども、どうやって摂ったら良いか、意外と戸惑ったりしませんか?

今回は辛いつわりに苦しんでいる時や妊娠中に欲しい生姜成分を効果的に摂る方法を紹介します。

同じ生姜でもつわりで苦しいときと妊娠中に欲しい栄養素は別々

生姜

生姜には良い成分が2種類あることを知っていますか。

つわりの吐き気を抑える成分と妊娠中に体を冷やさないために血行を良くして身体を温める成分の2つがあります。
シンゲロールとショウガオールというものです。

シンゲロール

シンゲロールは、強い殺菌力があるため免疫力を高める働きがあります。
風邪の予防に生姜が良いと言われているのはこのためです。
また、つわりの吐き気や頭痛を抑える作用を持っているのもシンゲロールです。
この成分は、生姜に多く含まれている辛味成分になっています。

ショウガオール

もう一つのショウガオールは血管を広げ、血の巡りをよくさせて身体を内側からポカポカと温める働きがあります。

冷え性は体の深部の冷えにも注意

冷え性というと手足が冷たくなっているイメージがありますが、それだけではありません。
内臓が冷えているという隠れ冷え性の場合もあるのです。

この隠れ冷え性は冬よりも夏に、より悪化する傾向があります。
夏は暑さで熱が逃げやすい身体になっているので、実は冬よりも冷えやすいのです。

妊娠中の大敵である冷え

妊娠中の冷えは、初期ではつわりがひどくなる原因になったり、妊娠後期ではお腹が張りやすくなり切迫早産の心配にもなります。
ただでさえ体調の変化で不安になりやすい妊娠中。
冷えを取ることで一つでも改善したいですよね。

ではここからが本題です。
これらの成分を効率的に摂れる料理はなんでしょうか?

どうやって生姜を摂ったらいい

シロップ

豚の生姜焼きやイワシの生姜煮など生姜を使ったレシピはいくつかあります。
最も生姜の成分が含まれているのは、生姜をすりおろした時の生姜汁や、生姜を煮た時の煮汁です。
生姜汁や煮汁を利用することで、吐き気を抑える成分や身体の冷えをとる成分を摂ることができます。
そこで生姜汁や煮汁を余すことなく使うジンジャーシロップが効果的なのです。

今回は、妊娠初期におこるつわりで、何も食べられない人でも飲み物なら受け付けられることが多いので、飲みやすいジンジャーシロップの作り方を紹介します。

作るのが面倒な場合は、出来上がっている生姜ドリンクや生姜湯を利用してみると良いでしょう

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ジンジャーシロップの作り方

1.生姜をおろす

生姜を大根おろしなどでおろします。
生姜の皮はむいても、むかなくてもよいです。
生姜特有の成分は皮のすぐ下にあるので皮をむく時はなるべく薄くむいた方が良いです。
よく洗えばむかないでそのままおろしても大丈夫です。
おろす時は繊維に対して垂直に円を描くようにしておろすと綺麗にできます。

2.砂糖と一緒に煮込む

鍋に水を入れて砂糖が完全に溶けるまで沸騰させます。
水1リットルくらいに砂糖250g、生姜200gほどで、お好みで量は調節すると良いでしょう。
沸騰して砂糖が溶けていたら、火を弱めて10分ほど煮詰める。

3.濾す

10分ほど生姜エキスを抽出して、キッチンペーパー等で濾します。
生姜をおろさないでスライスして煮込んだ場合は、スライスした生姜を取り除きます。

これで出来上がりです。

生姜に含まれる成分には2種類あり、つわりの吐き気を抑える成分と冷えに効く成分に分かれると説明しました。
ジンジャーシロップを作る時に、少し工夫するとつわりの吐き気を抑える成分が多くとれたり、冷えに効く成分を多くとることができます。

煮込むときのポイント

すこしおさらいをしましょう。

生姜にはジンゲロールとショウガオールという成分があります。
シンゲロールはつわりの吐き気を抑えたり、免疫力を高める効果があります。
ショウガオールは身体の血行を良くして、冷えをとりのぞく効果があります。

つわりで辛いときなどは、シンゲロールが多く含まれるジンジャーシロップを作って吐き気を抑えたいですよね。
そんな時は、生姜を煮込む時に注意するポイントがあります。

ジンゲロールは、加熱するとショウガオールに変化する性質があります。
生姜を煮込んでジンジャーシロップを作る時に、煮込む時間を長くするとショウガオールの割合が多くなってしまいます。

吐き気を抑えるために作る場合は、砂糖と一緒に煮込む時に火を弱めると良いでしょう。
ジンジャーシロップの作り方の 2.砂糖と一緒に煮込む で「火を弱めて10分ほど煮詰める」としているのは、ジンゲロールを多少残すためです。

反対に冷えをとりたい時は、煮込む時間を長くするとショウガオールを摂りやすくなります。

ジンゲロールは、生姜の辛味成分そのものです。
作ったは良いものの、「辛すぎて飲めない」なんてこともあります。
特に初めて作る時は、生姜の量が多すぎて予想よりも辛くなってしまいがちです。
そんな時、作ったジンジャーシロップをどうやって飲めばよいでしょうか。

辛いジンジャーシロップに合うものは?

生姜の辛味を気にせずに飲むためには、何かと合わせて飲むのが一番です。

オススメは炭酸で割る飲み方です。
炭酸は辛味を感じさせにくくなる飲み物です。
甘みが足りない時は、砂糖・はちみつなどを溶かして炭酸に割るとジンジャーエールになります。
つわりで辛い時のジンジャーエールは、吐き気も抑えられ、炭酸があいまってサッパリした飲み心地で飲みやすいです。

ヨーグルトも辛味を抑えるのに適した食品です。
この時も、はちみつと一緒にするとより食べやすくなります。

他にもハーブティーやホットミルク、ココアなどと合わせて飲む方法などもあります。

つわりがひどくて作れない時は

台所に立てないほどつわりがひどい時は、生姜湯が売られているので、そちらを購入する方法があります。

自分でジンジャーシロップをつくろうとすると、生姜を大根おろしですりおろして、煮て、ザルやキッチンペーパーなどで濾さなければなりません。
ちょっと面倒ですよね。
生姜湯を買う場合の最大のメリットは、ズバリ「手間いらず」です。
よくあるインスタンス飲料やスティック飲料のように、生姜湯の粉末をお湯に溶かすだけで、すぐに飲めます。
気持ち悪くて動けないという時や、急に気持ち悪くなった時でも、ポットでお湯を沸かすだけでサッと飲めるのは助かりますよね。

ただ、市販されているものは、冷えをとることを重視しているので、乾燥もしくはよく加熱されているケースが多いです。
ショウガオールの割合が多いので、自分で作るのに比べると吐き気を抑える効果が薄いかもしれません。
吐き気を抑えるときにはデメリットになります。

けれども、生姜だけでなく飲みやすいように柑橘類などの果物がブレンドされています。
自分で作るよりも美味しいかもしれません。
自分で作ったは良いけれども、辛すぎて飲めない、割るための炭酸もすぐに用意できない、という時は生姜湯をこまめに飲んでいる方が効果的でしょう。
吐き気を抑える効果が薄いとはいっても、まったく効果が無いわけではないのですから。

つわりの吐き気を早くなんとかしたいという人は、試してみてはどうでしょうか。

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