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男性不妊の原因は早期に発見したほうが良いの?検査の方法は

      2017/07/30

検査

妊娠をする上で卵子の状態が重要ですが、それと同じくらい精子の状態も確認しておく必要があります。
精子の検査は健康診断などで検査する事がないので、精子の状態がわかっている人などほとんどいないでしょう。

卵巣、精巣ともに異常があっても自覚症状がないので、病気が隠れている可能性もあるので、早期発見が重要になります。
不妊治療の開始も、早ければ早いほど効果が高くなります。
時間をかけすぎてしまって、年齢が進むにつれて難しくなってしまいます。

男性不妊にはどんなものがあるのか、男性不妊の検査について紹介します。

男性不妊の割合

不妊は女性の問題と思われがちですが、男性が原因の割合も低くありません。
世界保健機構の調査では、不妊の原因が男性原因が24%、女性原因が41%、両方の原因が24%、原因不明が11%という結果が出ました。
タバコの吸いすぎやストレスは、女性のホルモンバランスを崩すので妊活は避けたほうが良いと言われますが、男性も同様に精子の量などに影響を及ぼしてしまいます。
男性不妊というと勃起障害や射精障害などが注目されますが、精子の質が問題になることが多いのです。

男性不妊とはどんな状態?

妊娠は卵子と精子がうまく結合することから始まります。
精子は数億から始まり、子宮に入れるのは数十万、そして卵子のそばに来られるのは数百まで数を減らしていきます。
そのため、精子の数が少ないと妊娠する確率が低くなってしまいます。

男性不妊の多くは、精子の数が少なくなってしまう障害によるものなのです。
この精子が少なくなってしまうのは、造成機能障害と呼ばれる精子を作り出す機能に何らかの障害があるために起こります。

造精機能障害にはいくつかの種類があります。

無精液症・勃起不全(ED)

性交時に勃起を維持できないなど、スムーズな射精ができずに精液がでない状態です。

無精子症

精液の中に精子が存在しない症状です。
造精機能障害の中でも重い症状とされていて、治療が難しいと言われています。
ただ、精巣内に精子がある場合は、閉塞性無精子症の可能性もあります。

閉塞性無精子症

精子が通る精管が部分的に癒着するなどして詰まってしまう状態で、精子が運ばれないため精液の中に精子が無い病気です。
治療には手術が必要となりますが、術後には5割以上の確率で自然妊娠が可能になります。

乏精子症

精液の中の精子の量が普通よりも少ない症状です。
量が少ないので妊娠の確率が低くなってしまいます。
自然妊娠が難しいですが、人工授精や体外受精などで妊娠する確率を上げることができます。

精子無力症

精子の数は正常なのに、精子の運動性が悪いために卵子にたどり着く精子の数が極端に少ない症状です。
乏精子症と同様に、卵子にたどり着く精子の量が少ないので妊娠の確率が低くなってしまいます。
この症状の場合も自然妊娠が難しい場合は、人工授精や体外受精などの方法をとられることがあります。

男性不妊の検査はどこでするの?

精子の状態は精液検査を行わなければわかりません。
精液検査は、精液検査が出来る産婦人科もしくは泌尿器科で可能です。
どの病院でも出来るわけではなく、設備がないと検査は出来ません。
意外と検査ができる病院が少ないですが、不妊治療を扱っている病院なら可能です。
今後の治療を考えると、夫婦同じ場所で診察してもらった方が都合が良いかもしれません。

病院に行けない時は、自宅できる精液検査キットで検査

近くに検査ができる病院がない、忙しくて時間がとれないという場合は、市販されている自宅でもできる検査キットを利用してみると良いでしょう。
検査キットはネットから購入でき、病院へ受診に行くよりも簡単で気軽に検査できるところがメリットです。
本格的な妊活を始める前にチェックするつもりで検査しても良いかもしれません。

検査キットには、大きく2種類あります。

セルフチェックタイプ

まず、自分で結果を判断するセルフチェックタイプがあります。
特殊なレンズの上に採取した精液を乗せて、それをカメラで撮影して診断するタイプです。
手間がかかりますが、スマホがあればどこでも検査ができ、自分1人で診断できるので気楽にチェックできます。
ただ、セルフチェックなので手順を間違えたり、検査をミスすることも多いので正確性が少し欠けてしまう点がデメリットです。

検査機関に郵送するタイプ

もう一つの方法が専門の検査技師に郵送して診断するタイプです。
採取した精液を専門の機関に郵送して、診断してもらいます。
高そうなイメージがありますが、スマホで検査するキットと価格はそれほど違いがありません。
ただ、病院だと数時間で検査結果がわかるのに対して、こちらは郵送なので結果がわかるまで数日かかり時間がかかってしまいます。
またセルフチェックの検査キットよりは正確にわかりますが、それでも病院の検査ほど細かい項目で診断するわけではありません。

どちらの方法でも詳細な検査が必要な場合は、病院での検査が必要になります。

男性不妊での原因が早期に見つかった場合、治療自体も早く済み、かつ成功する可能性が高いと言われます。
男性不妊がわからないまま時間が過ぎていくと、女性はどんどん妊娠率が低下してしまうためです。
早めに不妊の原因と向き合うことで、女性が若いうちに不妊治療を受けられるようになり、それが不妊治療の成功につながります。

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