つわりで朝がつらい時に寝る前にやっておくべきこと
2017/07/29
朝起きた時の寝起きに気分が悪くなる朝つわりというものがあります。
つわりの吐き気などの気持ち悪くなる時間帯は人によって様々で、夕方によく気持ち悪くなる人もいれば、午前中の特に朝の寝起きに気持ち悪くなるという人もいます。
吐き気や嘔吐などは、食べてしまうから気持ち悪くなると思いがちですが、お腹が空いた時など空腹感を感じると気持ち悪くなるつわりもあります。
朝のつわりの原因は、そういった空腹からくる吐き気だと言われています。
普段でもそうですが、朝方は空腹になりやすい時間帯です。
朝の寝起きに気持ち悪さを感じるのは、食べづわりのせいかもしれません。
朝の空腹を抑えよう
朝に空腹になることで気持ち悪くなるのならば、朝食をしっかりと食べることが大切になってきます。
多くの人は、普段から朝食を抜いて生活をしている事が多いかもしれませんが、忙しくても何でも良いので何か口にするようにしましょう。
朝ごはんには、やっぱりパンやおにぎり
つわりの時の朝ごはんでオススメなのは、パンやおにぎりです。
パンやおにぎりなどの炭水化物はエネルギーに変換しやすく、夜寝ている時に消費されたエネルギーの補給にもなります。
また、つわりは血糖値が下がると酷く感じるとされており、炭水化物は血糖値を緩やかに上昇・下がる速度も緩やかにするのでつわりの時に食べると楽になると言われています。
海外では、つわりの時にクラッカーを食べるケースが多いそうです。
朝の空腹時に備えてサッパリした果物やクラッカー
グレープフルーツやリンゴなどさっぱりした果物などをカットして用意しておくと食べやすくて便利です。
クラッカーにも、味や匂いがつけられているものや、クリームをサンドした甘いものなど様々です。
好みの物を選んで食べるのが良いですが、つわりが辛い時は味や匂いがあまり強くないプレーンな物がオススメです。
クラッカは寝ている枕元に置いておくと、食べづわりなど寝ている時に空腹で気持ち悪くなった時などにも食べやすいです。
バナナは妊婦さんの強い味方
他にはバナナもオススメです。
つわりの症状が酷く入院することになると、ビタミンB6が含まれている点滴療法が行われます。
バナナには妊婦さんが1日に摂取した方がいいビタミンB6の30%にあたる0.38mgが含まれています。
つわりで苦しんでいる妊婦さんには、欠かせない栄養素ですね。
つわりの症状を軽くする方法は他にもいくつかあります。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
のどの渇きにも
朝起きた直後は空腹になると同時に水分が欲しくなる時間帯でもあります。
口の中が渇いているとネバネバした感じがして、それだけで気持ち悪くなってしまいます。
まずは、軽く口の中をすすいでから、水分補給も忘れずにすると良いでしょう。
水分を摂らないでいると脱水症状になってしまいます。
脱水症状は、つわりの時期に特に起こりやすい症状です。
放っておくと、めまいや体のフラつきを感じるようになってしまい、思わぬ転倒につながってしまうかもしれません。
朝ごはんも食べられないほど辛い場合は
あまりにも朝が空腹過ぎてつわりが辛くて朝食が食べられないという場合は、寝る前に少しお腹を満たしておくと良いかもしれません。
ただし、この時に脂っぽい物を食べ過ぎると消化が十分に進まず、かえって胃もたれや胸焼けの原因になります。
食べるものは消化に良い物を選びましょう。
ここでもおにぎりやパンなどが活躍します。
炭水化物は比較的消化しやすいので、少量ずつ食べることができて量も調節しやすいところも良いでしょう。
クッキーやドーナッツなどの洋菓子には油やバターなどの脂肪分が多いこともあり、あまりオススメできません。
甘いものを食べるならば、油や脂肪分が少ないまんじゅうなどの和菓子がオススメです。
寝る前に食べる量は少量に留めておきましょう。
炭酸でサッパリと
あるいは炭酸水を飲むのも良いかもしれません。
炭酸水は胃のムカツキを抑え、口や胃の中をサッパリしてくれます。
つわりを軽減する効果がある生姜を加えたジンジャエールを飲んでおくと楽になるかもしれません。
ひどい時は胃薬の服用も
それでも無理な場合は、制酸薬を使用することも考えてみてはどうでしょうか。
胃腸薬などによくある炭酸水素ナトリウムを含む薬は胸焼けや吐き気を抑えてくれます。
ただし、くれぐれも自分の判断で利用せず産婦人科医の相談して服用しましょう。
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つわりで辛い妊娠初期は、赤ちゃんの体が作られる大事な時期でもあります。
赤ちゃんの頭や臓器などが形作られる大切な時期です。
よく妊娠中は葉酸が大事と言われます。
それは、葉酸が不足すると赤ちゃんの神経系の障害の発症率が高まることが、近年の多くの研究から明らかにされてきたからです。
厚生労働省のガイドラインや母子手帳にも、妊婦に対して葉酸は積極的に摂取するように書かれています。
健康な赤ちゃんを産むためにも、サプリなどを利用して葉酸はしっかりと摂取しておきましょう。