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安産のツボと呼ばれる三陰交

      2017/07/21

妊婦さん

三陰交は安産のツボと言われるほど、妊婦には強い味方のツボです。
妊娠前は子宝として、妊娠中は安産、産後の回復などに良いとされています。
女性の健康維持にはかかせないツボというわけです。
「婦人の三里」とも呼ばれています。
出産に関わる事だけでなく、女性に多い悩みである冷え性や生理不順・更年期障害にも効果があります。

三陰交の効能

妊婦
三陰交は身体を流れるものの循環を促します。
東洋医学の考えでは身体には気血がすみずみまで駆け巡る経路が10数本あります。
その中に3本の経路に交わる点が三陰交というツボです。
消化器官や栄養の調節、排泄や生殖器、子宮や卵巣に働きホルモンのバランスを整える効果が期待できます。
循環を促すことで母子ともに健康となり安産につながります。

この三陰交を刺激すると
・冷え性が改善する。
・妊娠中のむくみがとれる。
・分娩時間が短くなる。
・出血量が少なくなる。
・丈夫な胃腸の赤ちゃんが生まれる。
・産後の肥立ちがよくなる。
・母乳の出が良くなる。
と言われています。

どこに三陰交があるのか

三陰交

三陰交は足のくるぶしから指4本分ほど上の部分にある骨と筋肉の間あたりです。
すっと指が入るポイントが押すとわかると思います。
特に妊婦さんは押すと少し痛みがあるかもしれません。
ツボ押しもいいけどお灸が一般的
三陰交は両手の親指を重ねてツボの上に当て深く押します。
緩やかに圧力を加えていく方法で、二段階ないし三段階に分けて行います。
ツボ押しは朝晩2回ほどを習慣にして行うと体調の調子が整ってきます。

三陰交は安産灸と呼ばれるほどお灸をするツボとして一般的です。
お灸をしていた妊婦さんは難産の人が少なく、出産を終えて妊娠以前の状態まで回復するのも早かったと感じる人も多いようです。
妊娠中は冷えやすいこともあり冷え性を改善するためにお灸をする人も多いです。

つわり・妊娠中に効果的なツボ

他にもつわりや妊娠中に効果的なツボがいくつかあります。
吐き気を抑えるツボとして裏内庭や足三里といったツボがあります。
これらのツボは、吐き気や嘔吐・下痢などに効果があり、消化器官が弱っている時に効果があるツボです。

足つぼ
妊娠した最初の時期は、大きな体の変化によって体調を崩しがちです。 妊娠初期の体調不良の原因にもなるつわりで苦しんでいる妊婦さんも多いです。 特につわりの時期は、嘔吐や下痢などの

足三里の他にも、吐き気を抑えるツボとして内関といったツボがあります。
内関は手首にあるので、比較的押しやすいツボかもしれません。
内関のツボを簡易的に押すためにシーバンドという物も売られています。

シーバンド
妊娠初期にやってくる「つわり」。 出産よりもつわりの方がつらいと感じると言われることもあります。 つわりの最中は、気持ち悪くなり何もできなくなります。 改善するためにいろいろ

三陰交に並んで、安産のツボとされているのが至陰というツボです。
至陰は逆子を治すツボとしても有名です。
逆子は赤ちゃんや骨盤が小さいとなると言われていますが、医学的にはまだ解明されていない部分も多く、およそ5~7割の赤ちゃんが逆子の時期を経験すると言われています。
逆子のまま出産を迎えてしまうと、帝王切開になってしまうかもしれないので、逆子を直すツボも安産のツボの一つとして使われています。

妊娠期間中の体調不良やつわりを抑制するためにツボ押しやお灸をする妊婦さんは多いです。 とくに薬に頼りにくい妊娠期間中は東洋医学に基づいた鍼灸は産婦人科でも取り扱っているケースもあ

妊娠初期に刺激するとダメなの?

妊娠初期に鍼灸やマッサージをすると流産になるということがよく言われていますが、これらの関連性ははっきりしていません。

鍼灸やマッサージをすると流産になると言われるようになった原因は、お灸やマッサージの中には子宮を収縮する作用があるためです。
子宮収縮する作用を流産と結び付けられて考えられているわけです。

確かに妊娠初期はデリケートな状態にであることは違いなく、三陰交のツボを刺激するのも妊娠16週目以降の安定期に入った場合にやると良いと言われています。
そすが、あまり神経質になる必要もありません。
鍼灸治療の正しい知識を持って、適切な治療を行えば妊娠初期の鍼灸は安全だと言われています

三陰交は禁忌のツボ?

中国で三陰交の鍼灸にまつわる話があります。
中国の一人っ子政策で、中絶手術を減らすための堕胎目的で三陰交に鍼灸を行い統計をとったことがあるそうです。
300例ほど施術を受けた妊婦と受けなかった妊婦の出産状況の統計を取って比較調査してみたところ、294例は受けなかった妊婦に比べて、安産だったという真逆の結果が出たそうです。

妊娠初期の流産の主な原因は染色体異常

妊娠初期の流産で多いのは受精卵の染色体異常です。
着床してもお腹の中で充分に育つことができなかったために起こる流産です。
このような流産の場合、お母さんの行動が原因になることがほとんどありません。
また鍼灸やマッサージで流産を防止することもできません。

DNAイメージ
妊娠中の女性にとっては、妊娠初期に起こる流産の原因になってしまう染色体異常は避けたいものです。 流産のほとんどが染色体異常によるものだとも言われています。 染色体異常による流産

最近は産婦人科にも鍼灸を取り入れたり、妊婦を扱う機会の多い鍼灸師も多いです。
つわりがひどいなど体調が著しく悪く、お灸を試したいという場合は、産婦人科医や鍼灸師にツボの場所や体調を診てもらい、刺激する時期や方法を判断するよう注意した方が良いでしょう。

お灸
妊娠中はつわりをはじめとして体に起こるいろいろな変化から、体調に不調を感じるものです。 妊娠初期の体調不良の原因にもなるつわりで苦しんでいる妊婦さんも多いです。 妊娠中の体調不

【PR】 葉酸は足りていますか?

つわりで辛い妊娠初期は、赤ちゃんの体が作られる大事な時期でもあります。
赤ちゃんの頭や臓器などが形作られる大切な時期です。

よく妊娠中は葉酸が大事と言われます。
それは、葉酸が不足すると赤ちゃんの神経系の障害の発症率が高まることが、近年の多くの研究から明らかにされてきたからです。
厚生労働省のガイドラインや母子手帳にも、妊婦に対して葉酸は積極的に摂取するように書かれています。

健康な赤ちゃんを産むためにも、サプリなどを利用して葉酸はしっかりと摂取しておきましょう。

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